Summary
- RIPE NCCは2016年にIPv6の対面講座を48回開いた。Nathalie Trenamanは職員の時間不足に加え、英語以外で学びたいという地域の要望を示した。
- Train-the-Trainerでは2017年初め、条件を満たした約25人から11人を選んで五日間研修した。認定には、その後二度の同行授業と評価が必要だった。
週は増やせない。教える人は増やせる
52週のうち48回の講座。2016年のRIPE NCCのIPv6研修は、旅程表をほぼ埋め尽くしていた。Nathalie Trenamanの2017年の報告には、さらに講座を求める声と、現地語で説明できる講師への要望が並ぶ。本部の講師に航空券を追加しても、言葉の壁は残る。彼女が増やそうとしたのは便数ではなく、教える側の人数だった。
2015年に始まったTrain-the-Trainerは、MENOGとENOGの地域でRIPE NCCの教材を使い、職員と一緒にロードショーや講座を担う人を探した。応募には履歴書とオンライン試験があった。2017年初めの募集では約25人が条件を満たし、11人が教材、実習、英語、発表技術を学ぶ五日間の研修に選ばれた。選抜と認定は別の段階である。
研修後にはRIPE NCCの講師と二度授業を行い、評価を受ける。報告時点で、先行したドバイ組から認定講師が一人。モスクワ組からは四人が地域の講座に同行していた。イラン組の出番は次の四半期に予定されていた。数字を段階ごとに並べると、この企画が写真撮影で終わらず、現場で人を育てようとしていたことが分かる。
教える中身も軽くない。TrenamanがMassimiliano Stucchi、Jad el Chamと担当した2015年ベイルートの三日間講座には、アドレス設計、BGP、DHCP-PD、6rd、セキュリティーの実習が入っていた。受講者が自分のネットワークに戻って試せる形にするには、質問を聞き取り、設計を一緒にほどく講師が要る。
その後のルーティングセキュリティーの仕事はRIPE Labsの経歴に残り、RIPE 78の職員紹介には本人の写真がある。2017年のこの話で印象に残るのは、資格の紙よりも、その手前にある二度の同行授業だ。現地で次の技術者を教えられる人が一人増えるたび、研修の天井が少し上がる。
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