要約
- CRTCは8月18日、卸売取引の終了後もRogersの無線開通管理システムを使わせるよう求めたZtar Mobileの申立てを退けた。
- Bram Abramson委員はシステム全体の再開には賛成せず、まだ再割当てされていない番号の最終利用者を確認する限定的な手段を提案した。
電話番号の使用が止まっても、その番号の次の持ち主が決まるまでには間がある。ところが、前の利用者を知る事業者の窓口は先に消えうる。CRTCの決定2026-211は、その短い時間差をめぐる事件だ。Rogersは2025年12月11日にZtar Mobile Canadaへのサービスを終了し、無線開通管理システムへの暫定アクセスを翌年1月22日まで認めた。Ztarが1月27日にアクセス回復を求めても、多数意見は応じなかった。
Rogersは2024年12月から終了を予告し、期限も延長していた。CRTCは同社が義務を果たしたと判断し、顧客の移行を準備する責任をZtarに置いた。Ztarには、切断された顧客に別のサービスと苦情申立て先を知らせるよう命じた。取引が終わった相手のために、回線のホストが管理画面をいつまでも開けておく制度にはしなかった。
ただし、通常の番号ポータビリティーは稼働中の回線を前提にする。2006年のCRTC決定では、停止や解約で番号が使えない場合、移転を拒める。Ztarが申立てた時点で未移転の番号は六週間以上切断され、Rogersの在庫に戻っていた。再割当て済みの番号もあり得た。事件記録にある3万〜4万は影響を受けた番号の数であり、取り戻したいと申し出た人数ではない。多数意見は、直前90日間に利用のない番号が圧倒的多数だったとも記した。
Abramson委員が見つけたのは「番号がある」と「本人だと証明できる」の間の断線だった。CRTCが掲載する番号管理指針では、切断された携帯番号は通常、再割当てまで一〜三カ月の保留期間を置く。この仕組みは元のサービス事業者への再接続を想定する。販売事業者が退出すれば、保留中の番号は残っても、最後の利用者を確認できる窓口が失われる。
反対意見は、Ztarまたはプライバシー保護を条件とする仲介者が最終利用者を確認し、Rogersは既存の回復手続きで対応可能な番号に限って協力する案を示した。再割当てや技術的な利用不能で、その機会は終わる。多数意見が採用した命令ではない。
この事件で測られていないのは、番号がまだ空いていた間に何人が実際に回復を求め、手続きさえあれば戻せたかという数だ。被害の大きさはそこからしか読めない。一方、設計上の穴は明瞭だ。番号を待たせる席はあるのに、受付係が先に帰ってしまう。
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