Summary
- CRTCの職員は10月30日、VideotronとSaskTelの事件記録で同じ情報の公開・非公開が提出文書によって食い違うと指摘した。
- 記録に存在する場合に限り、交渉や仲裁の有無、結果、契約当事者などを公表するかを問う。具体的な料金や金銭額は提案対象から外している。
- 両社の意見提出期限は11月13日。開示、証拠採用、申立ての当否について結論は出ていない。
黒く塗ればすべて同じ秘密になるわけではない。カナダ放送通信委員会(CRTC)の職員は、サスカチュワン州の卸売ローミング紛争で、公開版と秘密版の書類を照合した。その結果、同じ情報が一方では削除され、他方では読める状態だと分かった。10月30日の書簡は、まず黒塗りの根拠を説明するよう両当事者に求めている。
発端はQuebecor Media Inc.がVideotron Ltd.のために6月11日に出した申立てだ。Saskatchewan Telecommunications(SaskTel)による不当な優遇を主張し、州内の卸売ローミングについて規制上の措置や最終提案仲裁への参加も求めた。SaskTelは、Videotronが秘密扱いとした一部の資料に対し、手続上の指示なしには十分に答えられないと述べた。CRTCは7月に提出期限を延ばした。申立ての内容が事実と認定されたわけではない。
今回の照会は料金表の公開要求ではない。記録に該当情報があれば、ISEDのルールに基づく交渉や仲裁が存在したか、どのような結果に至ったか、ローミング契約の当事者と期間を明らかにすべきかを尋ねる。個々の金額、料金、具体的な契約条件は除く。職員は、通常の導入文や見出しまで隠された例も挙げた。価格を守る黒塗りと、手続の道筋を消す黒塗りは同じではない。
両社は11月13日までに、開示による具体的かつ直接的な損害と公益との比較を示せる。CRTCの判断までは対象情報は秘密のままだ。資料を証拠として採るかは、その後に別途判断する。
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