要約

  • CRTC は既存の電話事業者に、卸売の光回線開通や変更で技術者の現地訪問が必要になる条件を説明するよう求めた。
  • Bell Canada の承認済み卸売手数料は訪問なしで10.46カナダドル、訪問ありで240.86カナダドル。事業者は11月5日までに注文数、訪問数、小売との比較を提出する。

回線が家の前まで来ていても、ドアベルを鳴らすかどうかで請求額は大きく変わる。CRTC が4月に決めた卸売光回線料金では、Bell Canada の開通・移転・変更手数料は訪問なしで10.46カナダドル、訪問ありで240.86カナダドル。その差は230.40カナダドルだ。争点は料金表の数字よりも、注文をどちらの欄に振り分けるかにある。

10月22日の照会文書で、CRTC の職員は卸売注文に訪問が必要な条件を尋ねた。さらに同じ事業者の小売顧客について、新規契約や速度変更で訪問する場面を示し、卸売顧客との違いを説明するよう求めている。卸売注文の種類ごとに、過去12カ月の総件数と訪問件数も提出対象だ。期限は11月5日。

質問は作業手順の奥まで踏み込む。訪問を減らすよう命じられた場合、光ネットワークの再構成は必要か。必要なら費用はいくらか。機密扱いを求める事業者にも、具体的な理由と公開用の要約版、または提出できない理由が求められる。抽象的な「現場の都合」を、件数と設備の説明に置き換える手続きだ。

今回の照会は4月の料金命令を見直す手続きの一部である。CRTC は7月、MEKTEL Networks、競争事業者の連合、CNOC の3件の申請を併合した。4月の命令は実際の訪問作業に応じて料金を分けた。次は、その訪問を誰が、どれほど頻繁に必要と判断するのかが問われる。