要約

  • Remco van MookはRIPE 93で、共同体が決めきらなかった政策の曖昧さをRIPE NCCが実務で引き受けていると述べた。
  • 同じデータベース状態値の12通りの表記は政策提案なしで修正されたが、ALLOCATED PIの削除には2018-03提案が必要だった。

一つの状態値がデータベースで12通りに書かれていた。Remco van MookはRIPE 93で、RIPE 82で指摘した後、NCCが政策提案を経ずに表記を整えたと振り返った。何を指す値なのかは明らかだったからだ。古いALLOCATED PIという状態を政策文書から削るには、別の道が要った。2018-03提案は2018年4月23日に受理された。記録の誤字と規則の変更では、決める主体が違う。

その中間で、誰が何をしているのか。Van Mookは、共同体が不完全で一貫しない政策を残し、適用時の曖昧さをRIPE NCCが引き受けていると述べた。個別の争いの一覧を示したわけではない。現行のRIPE政策策定手続きは、共同体が提案と合意で政策を作り、NCCなどが実務手順を定める場合も政策に従うと区別する。それでも申請者への回答は、次の合意ができるまで棚上げできない。

Van Mookによれば、細部を全部直そうとすれば複雑すぎると反発され、短くすれば例外を落としたと批判される。まずは既存文書への参照だけを並べる索引を提案し、将来はNCCの実務上の解釈を載せる付録も考えている。Tobias Fiebigは参照の横に説明を加えるだけでも政策を変えかねないと警戒し、Peter Hesslerは衝突する定義を別に記録するよう求めた。この会合で索引も解釈集も採択されていない。次に必要なのは、実際に迷った条項と判断を日付付きで示す記録だ。

出典:RIPE 93アドレス政策セッションの議事録、受理された2018-03提案、現行のRIPE政策策定手続き。