• CMA は、Nexfibre が Netomnia を含む Substantial Group を20億ポンドで買収する計画を審査しており、期限は12月15日
  • この取引により、VMO2 と Nexfibre のネットワーク到達物件数の合計は、3月の770万件から1,000万件近くへ増える可能性がある

事実関係

Competition and Markets Authority は、Liberty Global、Telefónica、InfraVia が共同事業 Nexfibre を通じて Substantial Group を買収する計画について、フェーズ2の調査を進めている。当事者は2月に20億ポンドでの取引に合意し、CMA は統合当事会社が要請した迅速審査手続きに基づき、7月1日に詳細審査に付した。審査の法定期限は12月15日である。

Substantial には、Netomnia の光ファイバーネットワークと、YouFibre および Brsk の小売事業が含まれる。Light Reading が引用した数値によると、Virgin Media O2 と Nexfibre のネットワーク到達物件数は3月時点で合計770万件であり、Netomnia が加われば1,000万件近くまで増える可能性がある。

CITYFIBRE はこの取引に反対し、ネットワークの重複によってインフラ競争が弱まると主張している。Nexfibre は、拡大後の基盤によって Openreach に対抗するより強力な卸売事業者が生まれるとしている。

分析

CMA は、同じ取引がもたらす二つの異なる影響を検討しなければならない。Netomnia が加われば、Nexfibre は規模を拡大し、光ファイバーの展開範囲を広げ、卸売アクセスを販売するための基盤も大きくできる。一方、すでにネットワークが重複している地域では、統合によって、本来なら同じ顧客を巡って競争できた別々の管理下のインフラが失われる。

ネットワーク到達物件数だけでは、この問題への答えは出ない。卸売ネットワークが競争力を持つのは、インターネットサービス事業者が事業として成り立つ条件でアクセスを購入し、そのネットワークに十分な数の顧客回線を収容できる場合である。規模はこのモデルを支え得るが、地域内でネットワークが重複すれば、特定地域で利用できる物理的な代替手段の数はなお減る可能性がある。

BTW の読者にとって重要なのは、買収後も何が独立したまま残るかだ。すなわち、同じ地域にサービスを提供する別個の光ファイバーネットワークがいくつ残り、第三者事業者が拡大後の Nexfibre のネットワーク基盤からどれだけ容易に容量を購入できるかである。

注目点

12月15日の期限までに示される、地域内のネットワーク重複に関する CMA の調査結果と、提案される是正措置に注目したい。卸売アクセスに関する確約、ネットワーク資産の売却、その他の条件は、取引を認める場合に規制当局が競争をどのように維持しようとしているかを示す。取引が承認された場合、その後の第三者 ISP との契約は、ネットワーク規模の拡大が卸売利用の拡大につながるかどうかを示すことになる。