要約
- Northwestelが7月3日に届け出た料金通知1283は、局舎の場所代、電力、通信塔への機器取り付け料金を対象とする。CRTCは設備の購入根拠、地域別の原価差、数式と参照ファイルを残した電子モデルを求めた。
- 回答期限は10月20日から11月3日に延長された。新料金の承認や最終判断の日付を示す措置ではない。
通信塔にはアンテナのほかにも機器を載せられる。ただし、電気代と設備費をどう分けるかとなると、眺めの良さだけでは話が済まない。カナダのNorthwestelが第三者向け料金を改定しようとしており、通信当局CRTCは計算の根拠を細かく確かめようとしている。
申請は7月3日に提出された特別サービス料金表の項目702、通知1283だ。10月5日のCRTC書簡は、意見提出こそなかったものの追加資料が必要だと明記した。ユーコン、ノースウエスト準州、ヌナブト、ブリティッシュコロンビアの各地域について、整流器、蓄電池、発電機、接地設備、直流交流インバーターの供給価格を問う。実際の支出なら領収書や購入契約、見積書を、予測値なら算定過程を示すよう求める。機器代と設計・設置費を混ぜてはいけない。
当局はさらに、2024年の原価調査から初期設置費がどう変わったか、地域ごとの電力単価がなぜ変動したかを確認する。提出を求める電子モデルには数式とリンク先の表計算ファイルを残し、出典も説明もない固定値を避ける必要がある。データの時点と計算上の前提も対象だ。料金表の一つの数字がどの支出に行き着くかを追える形にするためである。
回答期限の10月20日、Northwestelは11月3日までの延長を求めた。CRTCは認めた。正確で十分な説明が、公正で妥当な最終料金につながるという理由だ。書簡は新料金を認可しておらず、審査の終了日も決めていない。言及される原価調査の表は公開書簡に載っていないため、提案された金額や現在との差をそこから読み取ることもできない。
2025年の別件の命令では、塔に取り付けられる設備の定義が更新され、アンテナ以外の一部装置も認められた。その申請には料金変更がなかった。特別サービス料金は、通常の増設に必要な分を超える余力があるとき、第三者が所有または借用する設備を受け入れる仕組みだ。Bram Abramson委員は当時、事業者に与えられる裁量、技術資料の薄さ、利用しそうな相手への周知不足を問題にした。前回は利用条件、今回は金額を支える原価が争点となる。
今回の手続きに意見提出がなかったことは、提示価格への賛成票ではない。11月3日以降は、地域ごとの数値が実際の取引や説明できる見込みにたどり着くかが焦点だ。塔を支える基礎と同じくらい、料金を支える資料も見たい。
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