Summary
- ICANN理事会は10月22日、国際化国別トップレベルドメインと異体字の選定・選定解除方針を承認した。別途、リスク評価に関する一部の提案は採用から外した。
- 承認された文書は、国別ドメイン向けの専用審査制度と一般の再検討・独立審査との境界を示す。専用制度の運用開始と基本定款の改定はこれからだ。
自分たちの文字で国別ドメインを運営するとき、判断に納得できなければどこへ行くのか。ICANN理事会の10月22日の決議は、国際化国別ドメインの選定・選定解除方針を、別のリスク評価条項を除いて承認した。表舞台は文字列の選び方だが、実務を左右するのは判断への異議を受ける経路でもある。
ccPDP4の理事会向け報告書は、地域の名称、指定言語、文字体系の変更や地域内での対立によって廃止通知を受けた管理者が、国別ドメインの審査制度を利用できると記す。ただし条件は、その制度が利用可能になってからだ。報告書は同時に、委任、移管、取消し、廃止を巡る紛争がICANNの一般的な再検討手続きと独立審査手続きの対象外であることを、基本定款の文言で明確にするよう勧めた。従来の「委任と再委任」より細かな行為の列挙になる。理事会の説明は、選定もこの整理の対象に含める。
専用制度そのものは2025年6月に理事会が方針を採択し、段階的な実施と基本定款改定案の準備を命じていた。審査結果に拘束力はない。今回の理事会文書でも、関連改定は将来の基本定款改定手続きに残り、エンパワード・コミュニティーの支持が必要だとされる。行き先を示す案内図はできた。窓口が開く日付と受付規則は、まだ次の書類に書かれる。
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