Summary
- Haitham El-Nakhalは2007年のAPNIC 24で、IANAのIPv4在庫から十個の
/8を取り置き、五つのRIRに二個ずつ渡す案を説明した。会場の挙手は一個に傾き、二個には手が上がらなかった。世界政策の合意は成立していない。 - 2008年6月のAFRINIC-8では一個ずつの案を説明し、会議は合意を記録した。後に有効となった世界政策にはEl-Nakhalも起草者として名を連ねる。
五つの地域に二つずつ。十個の/8を先に取り置くというHaitham El-Nakhalの案は、残り少ないIPv4を後発のネットワークに残すためのものだった。APNIC 24の議事録には、彼が新規参入者や地域の事業を計画できる余地を求めたことが記されている。Izumi Okutaniらの案は各地域一個。どちらも均等配分だが、確保する量が倍違った。
この差は会場で隠されなかった。Randy Bushが二個案と一個案を区別し、参加者は均等配分の妥当性、枯渇時期の見通し、最後のブロックをRIR内部でどう使うかを問い直した。非公式の挙手では一個を支持する手がかなり上がった一方、二個を支持する手はなかった。議長の報告は世界政策について「合意なし」だった。挙手は五地域の正式投票ではなく、票数も公表されていない。
AFRINIC-8の議事録では、2008年6月にEl-Nakhalが各RIR一個の案を提示する。以前の二個案はアフリカで合意を得ていたが、JPNICなどとの地域間調整を経て共通文面が変わったという。Mouhamet Diopは、アフリカは展開が遅かった分、過去の配分でも不利だったと訴えた。しかし世界政策には各地域で同じ文面を通す必要がある。一個を確実に残すか、二個を主張し続けて共通規則を失うか。Vincent Ngundi議長は一個案への合意を記録した。
APNICのprop-055記録には、最終案の共同起草者としてEl-Nakhalの名があり、五つのRIRでの採用経過が並ぶ。これはIANAから各RIRへの最後の配分を決める規則だ。RIRがその後、自分の会員へ最後の/8をどう配るかとは別件である。似た名の二つの政策を一緒にすると、彼がどこで一個分を譲ったかが見えなくなる。
公表議事録から個別の非公開交渉までは分からない。それでも、二個の要求が一個の共通文面に変わった経路は残っている。
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