要約

  • EB#195-R-09によると、Falk von Bornstaedtが退任の意向を伝えた後、RIPE NCC理事会はLars-Johan Limanとコミュニティ参加者のFranziska LichtblauをRob Blokzijl Foundation理事に指名した。
  • 決議は多数決で採択され、1人が利益相反を理由に棄権した。議事録案はその人物を明かしていない。財団定款は、財団理事会による別個の全会一致の任命も求める。

9月の記録が示すのは、一度の決議ですべてが完了する任命ではなく、段階を分けた後任手続きだ。FalkはRob Blokzijl Foundation理事会を退く意向をRIPE NCC理事会に伝えた。議事録によると、財団理事会に辞任届を送るよう提案があったが、財団が実際に受領または承認したとは記されていない。

RIPE NCC理事会は、自らの理事から選ぶか、別の人物を選ぶかを議論した。結果は両方で、RIPE NCC理事会の現職Lars-Johan Limanと、Falkが推薦したコミュニティ参加者と記されたFranziska Lichtblauを指名した。Falkを除く財団理事が3人で、定款上の上限が5人であることから、2人を指名できると理事会は説明した。EB#195-R-09は多数で採択され、1人が利益相反を理由に棄権した。公開記録はその理事を特定していない。

この区別は、財団に独自の統治手続きがあるため重要だ。定款第5条では、財団理事会が財団を運営し、理事を全会一致で任命すると定める。理事は3人以上5人以下で、少なくとも1人はRIPE Chair本人またはその任命者、もう1人はRIPE NCC理事会の指名者でなければならない。RIPE NCCの決議が記録するのは同理事会側の指名であり、財団理事会による全会一致の任命まで証明するものではない。

定款は独立性も要求する。財団理事会の判断で理事は独立していなければならず、理事以外の立場で財団と関係を持つこと、財団から資金を受ける相手の経営権を持つこと、または資金配分に直接・間接の金銭的利害を持つことを禁じる。財団の目的は、RIPE NCCサービス地域におけるインターネットの発展に大きく継続的な技術・運用上の貢献をした人や、その貢献を支えた人を顕彰することだ。

9月29日に公表された議事録には「Draft」と表示されている。RIPE NCCマネージングディレクターが会員向けに送った別の要約もこの財団理事会決議を挙げているが、RIPE NCC理事会が決めたことと財団が後に決めることは区別すべきだ。利用できる資料からは、財団の正式任命の日程、Falkの辞任の発効、または棄権の議論内容は確認できない。

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