要約

  • LACNICの移転記録では、Scarlet B.V.からWorldstream Latam BVへ2017年に190.2.160.0/19全体、8192アドレスが移った。
  • 2026年の六件で4608アドレス、元の56.25%が移転。現在のRDAPでは九つの区間が元の/19を隙間なく覆う。

古い台帳の一行を、そのまま現在の保有図と読んだら間違える。LACNICの公式移転ファイルには、2017年9月21日にScarlet B.V.が190.2.160.0から190.2.191.255までをWorldstream Latam BVへ移した記録がある。8192アドレスを含む/19が丸ごと動いた。現在、同じ範囲を表すRDAPの登録区間は九つだ。

2026年には六件の移転が続いた。4月27日に.184.0/22がMASTER DA WEB DATACENTER LTDAへ。5月26日に.190.0/24がLaravel Holdings, Inc.へ移り、この一件だけがLACNICからARINをまたいだ。7月21日に.191.0/24がDIGY NETWORKSへ。9月8日に.172.0/22がDigicel Suriname NV、9月22日に.176.0/22がSatel NV、10月22日に.180.0/22がAquatel N.V.へ移った。他の五件はLACNIC内の移転だ。

.172.0から.187.255までの四つの/22は連続している。各1024アドレスで受け手は四者。ただし連続する4096アドレスの範囲はCIDRの/20境界を越えるため、単一の/20と呼ぶのは誤りだ。二つの/24を足すと移転数は4608アドレス、旧/19の56.25%になる。

現行RDAPでWORLDSTREAM LATAM B.Vと表示されるのは.160.0、.168.0、.188.0の三区間、計3584アドレスだ。二つの離れたまとまりに分かれる。残りはDigicel、Satel、Aquatel、Master da Web、Laravel、DIGYの六区間で埋まる。価格と実際の経路を語るには契約と経路履歴が要る。