要約

  • LACNICとRIPE NCCの移転ファイルを日付とIPv4範囲で厳密に突き合わせると、Vodafone ONOの16件で、送出元国コードがLACNICではNL、RIPEではESとなる。
  • 対象は計10,240アドレス。最新の10月27日付2件は2.152.46.0/24と2.152.250.0/24だ。

10月27日の2.152.46.0/24を見れば、ずれは一目で分かる。LACNICの移転原簿ではVodafone ONO, S.A.からペルーの受け手へ、RIPEからLACNICへ移る。送出元組織の国コードはNL。RIPE NCCの域外送出記録にも同じ社名、日付、範囲が載るが、こちらはESだ。エクアドルの受け手へ移った同日の2.152.250.0/24でも同じ組み合わせになる。

社名、受け入れRIR、日付、アドレスの始点と終点をそろえて照合すると、7月6日から10月27日までの16件が一致する。合計10,240アドレス、受け手の国コードは8種類。国コードの食い違いは16件すべてにある。別の2件は範囲こそ双方に現れるものの、LACNICが8月27日、RIPEが8月24日と記すため、同日一致の集計から外した。

RIPEの項目定義では「From Country Code」は処理時点で元の保有組織が法的に登記されている国を指す。LACNICのJSONにはsource_organization.country_codeとNLがあるが、その値をどう決めたかはファイルから読めない。定義の違いなのか記載の誤りなのかを決めるには、LACNICの説明か訂正が要る。