要点

  • ACMAは2026年6月15日、制限語だけからなるSMS送信者名をプログラムが二件誤って承認したと確認した。
  • 6月末までの2025~26年度に差し替え決定はなく、その措置は翌年度の報告で示すという。

SMSの上に表示される短い名前は、本文より先に送り主を名乗る。豪州ACMAが10月22日に提出した年次報告の付録1.10は、その名乗りを扱う登録簿で二件の誤承認があったと記した。6月15日に確認された二件は、制限語だけでできた送信者名をコンピューターが受け入れたものだ。実際の名称は報告書に書かれていない。

ACMAの制限語一覧には「alert」「bank」「urgent」などがある。それだけの名前は登録できない。組織を特定する文字を添えれば使える場合があり、ACMAは「ACMA Alert」を説明用の例に挙げる。この例を誤承認された名称と取り違えてはいけない。規則が守ろうとするのは、受信者の画面に表示される名前と、実際に識別できる組織との結び付きだ。

自動決定の告知でACMAは、プログラムに任せるのを客観的な条件による承認に限った。却下や裁量を伴う判断は任せない。誤った自動承認が見つかれば代替決定を行い、当事者に通知するとも明記した。だが年次報告によると、6月30日で終わる年度の代替決定はゼロ。今回の二件についての措置は2026~27年度の報告に載せるという。発見日と、登録簿上の決定を直した日は同じ記録ではない。

制度は7月1日に始動した。ACMAの四半期資料では、6月末時点で27,361主体が39,562の送信者名を登録し、通信事業者400社が参加承認を受けている。自動処理された承認件数は示されておらず、この数字で誤りの割合は出せない。次に必要なのは、二件をどう処理し、いつ正式に決定を差し替えたかという記録だ。

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