- Housing Assembly と Foxglove は、ケープタウン空港近くの King Air Industria で計画されている2件のデータセンターに対する都市計画上の承認について、不服を申し立てている
- Equinix は同地に土地を所有しているが、計画施設の冷却方式、水需要、電力要件は開示されていない
事実関係
Housing Assembly と Foxglove は、ケープタウン国際空港近くの King Air Industria で計画されている2件のデータセンターに対する都市計画上の承認について、不服を申し立てている。両団体は、これらの施設が倉庫を対象とする都市計画規則に基づいて承認されたと主張している。
Reuters は7月、両団体の異議にもかかわらず、ケープタウン市の都市計画審判機関が2施設を承認したと報じた。Equinix は King Air Industria の土地を購入したことを認めているが、Financial Times に対し、同地を直ちに開発する計画はなく、申請も提出していないと説明した。一方、Financial Times は、都市計画関連文書に Equinix が開発事業者として記載されていると報じた。
Foxglove は4月、同団体の異議は、水利用、電力要件、環境への影響、非常用発電機について提供された情報に関するものだと述べた。これらは不服申し立て側の団体による主張であり、計画施設によってそうした影響が生じると認定されたものではない。
Equinix のデータセンター冷却に関する一般的な解説では、空冷式チラーは、水を消費せずに熱を放出できる一方、蒸発冷却より多くの電力を使用するシステムとされている。また、サーバー周辺の液冷は閉ループシステムとして別途説明されている。この解説は、ケープタウンの敷地にどの冷却設計が提案されているのか、あるいはそもそも特定の設計が提案されているのかを示していない。
分析
この都市計画上の争いがデータセンタープロジェクトにとって重要なのは、冷却が中核的な論点だからだ。建物に対する許可だけでは、特定の施設が必要とする水量や電力量は確定しない。これらの要件は冷却方式にも左右されるが、ケープタウンの計画について入手可能な資料には、採用される設計が記されていない。
Equinix 自身の一般的な解説は、そのトレードオフを示している。空冷式チラーは建物冷却の段階で水を消費せずに済む一方、蒸発式の冷却システムより多くの電力を使う。不服申し立ての結果、資源要件に関するより詳細な情報が求められれば、開発事業者は冷却設計の一部を早い段階で確定し、その選択に応じて電力と水の要件を整合させる必要が生じる可能性がある。そのような設計変更が行われたことを示す証拠はなく、同地向けに特定の冷却方式が選ばれたことを示す証拠もない。
BTW の読者にとって、この不服申し立ては、現行の承認の下でこれらのデータセンター計画を前に進める前に、どの程度の運用上の詳細を確定しなければならないかを左右し得る。追加情報が求められる場合、後続のプロジェクト計画に進む前に、冷却、電力、水の要件をより明確に定める必要が生じる可能性がある。
今後の注目点
不服申し立てに対する判断と、既存の都市計画承認が維持されるのか、修正されるのか、追加審査に差し戻されるのかに注目すべきだ。冷却方式、電力需要、水の要件、非常用発電設備を特定する案件固有の提出文書があれば、計画施設が実際に必要とするインフラが明確になる。
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