要約

  • Greg Abbottは9月14日、TWDBに過去と今後の用水報告違反への対応を指示した。検察への付託や、許可資格に関わるTCEQへの通知が含まれる。
  • これは既存の電力接続審査とは別の経路だ。特定事業者の有罪認定でも、用水量の上限設定でも、稼働中の施設の閉鎖命令でもない。

省水型の冷却設備を設計していても、行政機関が必要とする報告書が完成しているとは限らない。テキサス州の新たな指示は、この違いをデータセンターの事業上のリスクとして浮かび上がらせる。欠けた記録は統計の問題にとどまらず、関係する許認可の手続きに影響し得る。

Greg Abbottが9月14日に署名した書簡は、Texas Water Development Board(TWDB)に対し、データセンターを含む大口利用者の過去と今後の報告不履行について、既存の法的権限を行使するよう求めた。同時に、Electric Reliability Council of Texas(ERCOT)のデータセンター監査への協力を指示している。

8月に命じた電力接続監査との連携はある。ただし今回の新しい焦点は、接続申請の電力量ではない。水に関する情報が欠けていた場合、どの機関が受け取り、どこへ案件を引き継ぐのかという点だ。

付託と処罰を分けて読む

書簡はTexas Water Codeの16.012(m)を引用し、TWDBの調査票を受け取った主体には記入して返送する義務があると説明する。完成した調査票を返さない場合の刑事上の結果と、期限内に提出しなかった場合にTexas Commission on Environmental Quality(TCEQ)がChapter 11に基づいて扱う許可、変更、更新を取得する資格への影響を挙げている。

具体的には、適切な検察当局への違反案件の付託と、資格を失う可能性についてTCEQへ知らせることを求めた。これは処理の経路を示したものであり、すでに有罪判決や罰金、許可拒否が出たという意味ではない。

州知事は違反があるように見受けられると述べる一方、書簡と発表文は違反施設名や罰金額、確定した案件を示していない。特定施設による過剰使用や違法な取水の証明でもない。情報を出さなかったことと、水を不正に使ったことは別の主張である。

Chapter 11という範囲も省略できない。すべての建設・環境許可が一律に失われると読むべきではなく、既存許可の取り消しや稼働施設の停止も命じていない。個々の事業への影響は、該当する申請手続きと当局の判断による。

送付済みでも未完了の場合がある

TWDBの現行案内は、調査票を受け取った全主体に回答を求め、産業用の調査対象としてデータセンターを明記している。他の行政機関、地域の水管理機関、卸供給者へ報告していても、TWDBの調査に代わるものではない。州の計画には水源と用途を横断した情報が必要だからだ。

さらに案内は、受理と行政上の完了を区別する。説明のない空欄があれば、不完全な調査票と扱われ得る。不足情報が提出されるまで、TWDBの資金支援や水利権申請に関する要件上、調査は完了とみなされない。該当しない設問や、請求データの制約で回答できない項目については、担当者への連絡を求めている。

したがって「水を節約する冷却方式」という説明では、求められた情報を報告したかどうかは分からない。必要なのは、何を要求され、何を提出し、当局がどこまで確認したかという記録だ。今回の資料には年次調査と接続監査を統合する新しい共通様式は示されていない。

TWDBは遅れた提出や修正の方法も案内しており、オンライン受付終了後には紙やPDFによる提出経路がある。ただし補正できることは、過去の責任が消えることや許可取得の保証を意味しない。未提出、不完全、修正済みという状態を区別すべき材料になるだけだ。

接続審査と年次報告は同じではない

8月3日の指示は、ERCOTの接続手続きで進む計画に、予想用水量、水源、冷却技術などを求めていた。9月の書簡は監査を完了しない計画の接続を認めない方針を再確認し、水に関する要求への無回答にはTWDB独自の権限が働くとしている。

利用実績の調査と、将来の計画に対する審査では、対象期間や事業範囲が異なり得る。数字を説明できる必要はあるが、一方の義務を果たせば他方が不要になるわけではない。

次の明確な日付は10月14日だ。TWDBが知事に活動の進捗を報告する期限であり、すべてのデータセンターに新設された提出期限でも、監査完了の約束でもない。

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