• Infosys が Versent の 75%を取得し、Telstra は 25%の少数持分を保有する。

• この取引は、接続性に集中することを目指す Telstra の「Connected Future 30」戦略に沿ったものである。


何が起こったか:Telstra が Versent の持分を売却

Telstraは、クラウド子会社である Versent Group の株式の 75%を Infosys に売却する。取引額は2 億 3300 万豪ドルと評価されている。これにより Infosys が経営権を握り、Telstra は 25%の少数株主として残る。支払いは、1 億 7500 万豪ドルを前払いし、残りは業績目標に応じて支払われる構造だ。

Versent は、Telstra Purple や過去の買収から得た資産を統合し、2025 年度に 3 億 9700 万豪ドルの収益を計上した。売却は規制当局の承認を条件に、2026 年度下半期に完了する見込みだ。Infosys は、Versent に自社の Topaz AI スイート、クラウドプラットフォーム「Cobalt」、強化されたサイバーセキュリティサービスを統合することを確認しており、両社はこれを「AI を活用したデジタルトランスフォーメーションの合弁事業」と表現している。

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なぜ重要か

この決定は、Telstra の「Connected Future 30」戦略に沿ったもので、企業向け IT に分散するのではなく、接続性とインフラにリソースを集中させることを目指している。同社は企業部門の業績不振を批判されてきたが、Versent の直接支配から手を引くことでこの懸念に対処しつつ、保有する株式を通じて将来の成長の可能性を残している。

Infosys にとって、この取引はオーストラリアの企業市場へのより深い進出を意味し、クラウドモダナイゼーションや AI ベースのサービス需要が高まる中で、規模と現地での信頼性をもたらす。より広く見れば、この取引は、通信事業者がネットワーク資産を強化し、高度な IT 統合をグローバルな専門家に任せるという業界全体のトレンドを反映している。

Telstra にとって、Versent の少数持分を維持することは、オーストラリアにおけるクラウドサービス需要の高成長から引き続き利益を得られることを意味する。一方、Infosys は規模を拡大し、既存の顧客基盤を活用することで現地での信頼性を強化する。事業者が事業を簡素化しつつ、企業顧客に最先端技術へのアクセスを提供しようとする中で、このような取引が増えている。Telstra と Infosys の提携は、接続プロバイダーとグローバル IT 専門家の境界が再編されつつあることを示す明確な例である。