要約

  • 9月7日公表の決定は、バダホスのNostrum Evergreenの特定電気設備に事前行政許可を与えた。
  • 追加の変圧器2台は将来の設置と明記されており、設計や今回の許可から稼働中のIT容量は判断できない。

将来の設備を置くための空間は、何もない場所とは違う。ただし、それは既に働いている設備とも違う。Nostrum Evergreenの電力計画を読むうえでは、この二つの違いが施設全体の大きな容量数字より重要になる。

正式な公報に掲載された決定は8月26日付で、9月7日に公表された。バダホスの事業を進めるData Riocaya, SLUに対し、特定の電気設備の事前行政許可を与えるものだ。データセンター変電所の設計には変圧器6台が記載され、さらに2台は将来の設置と明記される。最初の6台も設計上の記載であり、設置済みという確認ではない。

申請の提出から前進したことには意味がある。後から機器を追加できる構成が具体化されたからだ。所有者にとっては、最終形をすぐに整えず、増設時期を選ぶ余地になり得る。ただし、決定には購入計画、実際に繰り延べた支出、その選択肢の評価額は示されていない。

今回の許可が送電網までの全経路を一括して扱うわけでもない。3月の意見募集公告は、国と自治州が担当する設備を既に区分していた。後の決定も、連系変電所の残りの部分と送電網へ接続する線路は国の行政機関が扱うと記す。これは責任範囲であり、国側の別の決定がその後に出たかどうかの答えではない。

設備の単位にも注意が必要だ。変圧器の値はMVAで表されている。それを足して、既に使えるIT負荷として紹介すれば、機器の一覧に書かれていない商業的な意味を与えることになる。将来の設置枠を稼働機器として数えることもできない。

営業上の文脈は、2月にスポンサー記事として公開された会社発表にある。Nostrumは第1段階の市の工事許可申請と、国・自治州の双方への申請を説明し、当時は9月の着工準備完了を目指していた。新しい自治州の決定だけで、その目標の全条件を満たしたとは言えない。9月半ばの時点で、目標に遅れたとも断定できない。

決定は他の機関の許可や環境条件を明確に別扱いとしている。今回の進展は、増設余地を含む特定の電気構成に関するものだ。サービスを買う側が次に知りたいのは、施設の最終的な規模より、自分が契約する段階をどの設備と運用条件が支えるかである。