要約

  • 2020年以降、NANOGはオンライン講演、配信、チャット、質問、仮想展示、交流企画、遠隔登壇者を公式に記録している。
  • 機能の提供は利用や影響を意味しない。各経路には、定義された母集団と観測可能な結果が必要である。

NANOG 80はシアトルでの現地開催を中止し、完全オンラインになった。告知は、調査回答者の過半数が現地参加しないと答えたこと、講演、チュートリアル、基調講演、パネル、理事選挙を行うこと、オンライン登壇を募集することを記した。これは実質的なオンライン移行を示すが、調査の分母や会員がどこから投票したかは示さない。

NANOG 81では、一つの配信と、一般会話、登壇者への質問、技術支援に分かれたモデレーション付きチャット、仮想展示が用意された。NANOG 83はオンラインと現地の双方で、リアルタイムQ&A、交流企画、展示、ゲームを案内した。NANOG 94でも配信、チャット、リアルタイム質問が続いた。

旅費なしで聴講、質問、登壇できる利点は大きい。一方、非公式な関係づくりをオンラインで再現しにくいのも事実だ。

NANOG 92は具体的な境界を示す。遠隔の基調講演者と配信チャットがある一方、ライトニングトークの募集は現地参加者に限定されていた。一例から現地の一般的優位は導けないが、機能ごとに参加条件が異なり得ることは分かる。

会議後の台帳では、現地登録とチェックイン、遠隔アカウントとユニーク視聴者、形式別の質問、採択・実施された遠隔講演、予約された面談、継続参加、調査の招待と回答、入力に結び付くプログラム変更を分けるべきだ。会員選挙には投票資格者と投じられた票の独自の分母がある。

視聴時間は注意ではなく、チャットアカウントは質問ではなく、質問は議題への影響ではない。Heng Luの学説はアクセス、参加、決定、結果を分ける分析視点にすぎず、NANOGの実務を示す証拠ではない。

出典と限界