Summary

  • Matt GriswoldのNANOG 98資料は、接続ネットワークによる投票、利用中のファブリックを解散しない設計、余剰金の再投資を掲げる。一方、2026年10月時点で投票構造は最終調整中と記されている。
  • Chicago Open Pipesの公式ページには創設メンバー6社と料金が載る。創設資格には稼働する100G以上のポートと実トラフィックが必要で、100Gは年4,200ドル、400Gは年12,500ドルだ。

接続する会社の名前はもうある。議決権の形は、Matt GriswoldがNANOG 98で使った原スライドではまだ「最終調整中」だった。Chicago Open Pipesの公式ページは、すでに6社を創設メンバーとして掲げている。

Griswoldは以前にChicago Internet Exchangeを立ち上げた。NANOGの発表ページもその経歴を記す。今回の資料で彼は、技術を組むことより信頼と参加、長持ちする統治を作ることが難しかったと振り返る。IXに一度入れば、クロスコネクト、BGPセッション、実際のトラフィック、容量計画が積み上がる。退出の摩擦は接続が増えるほど大きい。

Open Pipes案は、法律と税務を非営利の上部組織が担い、地域委員会が現場を運営する。ファブリックが使われている限り閉じず、余剰は設備に戻し、接続ネットワークが将来を投票で決める。ここまではスライドに明記されている。その投票の仕組みだけが10月時点で未完成だった。

シカゴのページはSouth Front Networks、Akamai Technologies、Hoyos Consulting、CoreSite、WiscNet、Hurricane Electricを創設メンバーとする。創設資格には100G以上を開通してトラフィックを流すことが必要で、総トラフィックが100Gに達すると募集期間は終わる。1Gと10Gは在庫がある間無料。100Gは年4,200ドル、400Gは年12,500ドルで、料金は費用回収のためだという。これだけ具体的なポート条件があっても、誰に何票があり、資産移転に誰が同意するのかは別の規則が決める。

現会員に適用される正式な投票規則と資産処分規定が公表されれば、この空白は埋まる。接続前なら規則を選べる。回線と経路が動き始めてからでは、同じ交渉に別の重さが乗る。

資料:NANOG 98発表 · 原スライド · Chicago Open Pipes公式ページ。