Summary

  • Ofcomは2026年11月2日、AE Technology Services IV UK Limitedに英国全域でElectronic Communications Codeの権限を付与した。公表日から効力を持ち、意見募集には提出がなかった。
  • AtlasEdgeは同社をManchesterのMAN001データセンターの運営主体にする計画だ。現在の運営会社AE Technology Services 1 UK Limitedは既に同種の権限を持つが、新会社には別個の決定が必要だった。

建物の看板を替えるだけでは、街路に光ファイバーを通す法的な主体は替わらない。Ofcomの最終決定は、法人番号16984323のAE Technology Services IV UK Limitedを名指しする。通信ネットワーク事業者に提供するインフラシステムについて、英国全域で法典上の権限を行使できる。11月2日に署名され、公表と同時に発効した。

9月の協議文書によると、AtlasEdgeは新会社をMAN001の運営主体に据える。現運営会社のAE Technology Services 1 UK Limitedには既に権限がある。新会社が維持・拡張したいのは、グループのデータセンター、ネットワークの端点となる建物やキャビネット、地域アクセス網との相互接続点を結ぶファイバー設備だ。同じ拠点を使う計画でも、行政が権限を与える相手は別の法人になる。

法典の力が現れるのは敷地の外だ。対象事業者は公道で通信設備を設置・維持でき、その権利を行使するための個別の道路工事免許を要しない。一定の設備は許可済み開発の扱いを受ける。私有地の所有者との交渉がまとまらなければ、裁判所に協定を命じるよう求められる。道路工事や都市計画に関する条件は残るが、接続路を築く交渉力は大きく変わる。

申請者は公道へのアクセス、私有地交渉の難しさ、他の権限保有事業者との競争を理由に挙げた。Ofcomは、この権限がなければ設備の運営・拡張は現実的ではないと判断した。取締役は責任に備える資金と、必要時の証明書を約束した。完全な申請は7月8日、協議は9月16日から10月16日まで。提出意見はゼロで、11月2日に決定が出た。案件ページには両文書が並ぶ。