Summary

  • GNSO理事会はSebastien Ducosを政府諮問委員会との連絡役に再任した。任期は2028年のICANN93年次総会まで。
  • Ducosの報告は、セビリアで二者会合が開かれず、登録データの正確性と15日以内の確認を巡る対話が後手に回った経緯を記す。

伝言が届くころには、会議が終わっている。そんな笑えない場面を、ICANNの連絡役本人が記録した。6月のセビリア会合では、政府諮問委員会(GAC)の要請でGNSOとの二者会合が開かれなかった。その後、登録データの正確性と登録者確認の15日という期間が、会期の遅い段階で前面に出た。Sebastien Ducosは年次報告で、連絡役同士の意思疎通に穴があり、やり取りが後追いになったと述べる。

そのDucosを、GNSO理事会は10月21日に再任した。2年間、ICANN93まで務める。8月から9月にかけては双方の担当者が直接質問を交わし、9月28日には次の年次総会を前に正確性と確認手順を話し合ったという。修復の手つきは見えた。次は習慣にできるかが問われる。

Ducosが提案するのは、会合と会合の間に少なくとも1度、関係する担当者が話すこと。そして正式な要請が出る6~8週間前には連絡役へ知らせることだ。政策文書が固まる前なら、反対意見にも行き先がある。閉会間際のメールは、しばしば次の会議の宿題になる。

職務規定によれば、連絡役はGNSOの政策作業を中立にGACへ伝え、GACの見方を理事会へ戻し、理事会にはオブザーバーとして出席する。連続2期が上限だ。2期目の仕事ぶりは、厄介な問いがいつ届いたかで測れる。