要約

  • RIPE 93のProgramme Committeeでは2議席が改選され、3人の候補者からAntonio PradoとBabak Farrokhiが再選された。
  • 委員会は全体会議の発表を選び、日程を組む。閉会全体会議の記録は当選者を示す一方、投票者数、票数、投票資格者の総数を載せていない。

分析

閉会の舞台で示されたのは二人の名前で、票数ではなかった。RIPE 93のProgramme Committee選挙は2議席を3人が争った。立候補したのは現職のAntonio Prado、Babak Farrokhi、そしてTobias Fiebig。10月30日の閉会全体会議で、PradoとFarrokhiの再選が発表された。任期の切れる二人が、そのまま席を保った。

委員会の役割は単なる進行表づくりではない。RIPEの説明では、全体会議の発表を募り、選び、日程に配置する。大きな会場の時間は限られている。どの運用経験や研究が登壇し、どの問いが会場の注目を得るかは、この選考を通じて決まる。委員会はあらゆるRIPE方針を決める機関ではないが、会場が一緒に検討できる話題を選ぶ。

投票はUTC+2の10月27日16時から29日17時までオンラインで行われた。選挙案内は、総投票数は「公開される可能性がある」としていた。現在の候補者ページは投票終了を示す。閉会会議の記録は当選者を発表する。どちらにも投票者数、投票数、投票資格者の総数はない。

当選結果は確定しているが、参加の規模は分からない。数字がなければ、投票が広く参加されたのか、限られた人数だったのか、また接戦だったのかを読者は判断できない。資料は、PradoとFarrokhiがなぜ勝ったかも説明していない。投票者の意図を推測で埋める必要はない。

この選挙が委ねるのは、RIPEの全体会議の番組づくりという限定された仕事だ。その選出過程に必要なのは、大げさな主張ではなく、検算できる数字である。RIPEは当選者と一緒に投票総数と投票資格者の定義を公表できる。次の選挙では、誰が議題を選ぶかだけでなく、その決定にどれほどの参加があったかも見える。

出典

RIPE 93の候補者ページ · 選挙日程と案内 · 10月30日閉会全体会議の記録 · RIPE Programme Committeeの役割 · RIPE NCCの委員会説明