要約

  • RIPE NCCのEdward Shryaneは10月9日、NONAUTHの追加整理案を示した。VALIDなROAと一致する約16,497件、別のRIRデータベースに一致するオブジェクトがある約27,449件が候補で、初期の全体縮小は約60%と見積もる。
  • 10月29日のRIPE 93データベースWGでも同じ見通しを述べ、詳細な解決案と保守担当者への再通知を次の作業に挙げた。

RIPE-NONAUTHには約44,526件のオブジェクトがある。Shryaneによると、匿名かつ広く知られたパスワードで作られ、作成者や現在の妥当性は分からない。年間の更新は100件未満だ。それでも検索結果に現れ、NRTMミラーへ流れ続ける。古い一行が経路フィルターの材料になる。

16,497件と27,449件は二つの候補群の規模で、足し算して削除総数にできない。RIPE NCCの全体見積もりは約6割だ。焦点は「一致」の中身にある。有効なROAと旧ルートオブジェクトをどう照合するのか。別のRIRの記録はどの項目まで一致させるのか。その条件が削除対象を決める。

最初の問題提起は、照合方法を次の文書で定め、対象の保守担当者に事前通知し、削除を拒める仕組みを設け、手続きを公開するとしている。IANAやICANNの措置で作られた記録は対象外。残るNONAUTHへの問い合わせとNRTM提供は続く。賛同の返信はあったが、実行用の選別規則は次段階だ。

必要なのは、照合式、対象一覧、回答期限、除外手続きが載った解決案である。経路を運用する側はその一覧でフィルターを事前確認できる。縮小率だけでは、一行ごとの扱いを点検できない。