要約

  • RIPE NCCが10月30日に追加した記録は、10月28日の更新失敗をUTC 11:42から19:40までとする。最初の事故ページが解決としたのはUTC 19:32だった。
  • 失敗要求はいずれも逆引き委任を変更しない内容だった。変更なしの要求か、Zonemasterの事前委任チェックで止まった要求だという。影響表示は最初が「major」、追記が「none」。

10月28日のRIPE NCC事故ページは、20:23 CETに修正後の監視を始め、20:32 CETに解決と記録した。UTCでは19:32だ。10月30日の追記は、Databaseの更新失敗が同日19:40 UTCまで断続的に起きたと説明する。最初の復旧告知から8分後まで、失敗期間が続いていた計算になる。

追記が置いた開始時刻は11:42 UTC。最初の調査告知は20:04 CET、19:04 UTCだった。公開まで7時間22分ある。最初のページは一部更新の未処理とdomainオブジェクトによる逆引きDNSへの影響を記し、影響を「major」とした。

後日の調査は、失敗した要求が実際に変えたものを否定した。いずれも逆引き委任を変える結果にはならない。要求に変更がないか、Zonemasterの事前委任チェックに通らなかったためだ。RIPE Databaseの逆引きDNS資料によれば、domainオブジェクトで委任を申請し、ネームサーバーを確認してからRIPE NCCがDNSへ反映する。

公開記録が示すのは更新要求の失敗であって、委任データが誤って変更されたことではない。Status APIでは最初の事故が「major」、関連する追記が「none」となっているが、違いの説明はない。失敗件数も対象オブジェクトも不明だ。件数と一覧があれば、運用者はどの提出を個別に確認して閉じるべきか判断できる。

出典