要約

  • LACNICの登録統計では、2026年のIPv4ブロック交付が第1四半期14件、第2四半期25件、第3四半期34件だった。
  • LACNIC職員の説明によると、自由在庫は2020年8月に尽き、現在の交付は返還・回収アドレスを待機リスト経由で扱う。

「枯渇」の二文字で窓口が閉まったわけではない。LACNICの数字は、第3四半期のIPv4ブロック交付が34件に達したことを示す。前の二期は14件、25件。9カ月で計73件だ。ここで数えているのはブロックの件数であり、アドレスの総数でも受領組織の数でもない。サイズと受取人もグラフにはない。

同じ統計には第3四半期のIPv6ブロック交付197件、ASN交付211件も並ぶ。登録業務の稼働を示す別々の物差しだ。IPv4を待つ事業者にとって知りたいのは、34件の処理で列がどれほど進んだかである。別の資源の件数を足しても、その答えは出ない。

LACNICの職員は、自由在庫が2020年8月19日に尽きて以降、返還・回収されたアドレスが待機リストを通じて配られると説明している。枯渇段階の公開規則には、回収分を再び出す前の隔離期間もある。回収、隔離解除、交付という順序は記録できる。公開グラフが見せるのは最後だけだ。

必要なのは四半期ごとの突合表である。戻ったプレフィックス、隔離を終えたブロック、交付件数、処理された待機順位を同じ日付で示せば、34という数字は待つ側にも意味を持つ。

出典: LACNIC登録統計, LACNIC職員の説明, IPv4枯渇段階の規則.