Summary

  • ARINは第58回会合で、IPv4待機列の申請を一つの連続したアドレスブロックだけで満たす規則を維持すべきか、コミュニティーに問い掛けた。
  • 仮定例では、/22 の資格があり /24 も受け入れる申請者に対し、離れた4つの /24 から1つだけを交付し、待機列から外す。

「4つあるのに、1つだけ」。10月22日のARIN政策運用報告が描いたのは、そんな窓口だ。4つの /24 は実際の在庫報告ではなく、Chief Experience OfficerのJohn Sweetingが規則を説明するために置いた仮定である。申請者は /22 の資格を持ち、/24 でもよいと言っている。渡されるのは /24 一つ。その時点で待機列から名前が消える。残る3つは別の適格な申請に使える。

理由はARINの番号資源政策マニュアルにある。4.1.8.2節は申請の部分的な充足を禁じ、4.1.6節は一回の割当を単一の連続した範囲とする。離れた /24 を4つ足して数の上で /22 にしても、同じ一件の交付にはできない。すぐ必要なアドレスを得るため /24 を選んだ事業者は、残りの需要を別の方法で満たすことになる。

会合初日のARIN公式報告によると、参加者は待機列の悪用や /24 と /22 の受け取り方を議論した。Sweetingは複数ブロックの禁止、集約の優先、/24 を超える割当の継続という三つの論点を提示した。これは規則変更の発表ではなく、いまの仕組みが誰に何を配るかを問う場だった。

連続した範囲なら記録も経路も扱いやすい。だが整った帳簿のために申請者が小さな割当で列を去るなら、その費用は明記すべきだ。机の上の4つのブロックは、現実の在庫よりも政策の値札を鮮やかに示している。