要約

  • ARINの選挙責任者は、過去2年間投票していない一般会員が675組織あると報告した。今年も投票しなければ、サービス会員に変更される。
  • 締め切りは10月30日午後7時(米東部時間)。675は変更の対象となり得る数で、変更済みの会員数ではない。

今年のARINの選挙では、誰が理事になるかを決める票が、そのまま次の選挙に参加する資格を守る票にもなる。ARIN 58の公式報告で選挙責任者のRon da Silvaが示した対象は675組織。2年続けて投票していない一般会員だ。三度目も票を出さなければ、理事や諮問委員を選べる会員区分から外れる。

会員規則では、直近3回の選挙を通じて一度も投票しなかった一般会員はサービス会員に戻る。後から一般会員を再申請することはできる。サービス会員になっても番号資源の登録やRPKIなどのサービスは続く。変わるのは、ARINの役員選挙に参加する権利を含む統治上の立場である。

da Silvaは一般会員の総数を2,407、2026年の投票資格を持つ組織を2,356とも報告した。675は前者の約28%に当たる。ただし、675組織のうち何組織が今年の有資格者2,356に含まれるかは公表されていない。その重なりが分かれば、今回の投票で区分変更を避けられる組織の数が見える。二つの総数の差である51組織についても、理由の内訳は示されていない。

投票は10月22日に始まり、30日午後7時(米東部時間)に終わる。有資格組織は、すでに指定した投票担当者を通じて票を出す。今年の資格確定と担当者変更の期限は過ぎた。白票も参加として数えるのがARINの仕組みだ。候補者を支持しなくても、名簿に残るための参加記録は作れる。

今回選ぶのは理事3席と諮問委員5席。結果は11月6日までに発表される予定だ。選ばれた顔ぶれだけでは、この選挙のもう一つの結果は見えない。675組織のうち何組織が票を出し、何組織がサービス会員に移ったのか。その答えは選挙後の会員集計にある。