要約
- RIPE 93の公式発表概要によると、Category 1のgTLDでは悪意ある登録が現れる月がより多かった一方、発生したキャンペーンの規模は大幅に小さく、統合モデル上の悪意あるドメイン総量も低かった。
- Category 1内では、登録を制限するLevel 8群が、自己申告を認める比較的開放的なLevel 3群より発生頻度、規模、総量のいずれも低かった。
入口の警備員に「今日は何人入ったか」だけを聞いても、問題が起きた回数は分からない。RIPE 93に掲載されたCarlos Gañanの研究概要は、2023年から2025年にかけて1106の新しいgTLDを月単位で調べ、悪意を持って登録されたドメインが現れたか、その後のキャンペーンがどれほど大きくなったかを分けて測定した。発表予定は10月27日火曜日の午後で、結果は事前公開の概要にある。
gTLDの規模、レジストリの構成、同じ月に共通する条件を考慮すると、Category 1は悪用が確認される月の多さと関連していた。ところが、悪用が起きた月のキャンペーンはかなり小さい。二つを合わせたモデルでは、悪意あるドメインの総量は低い。平均値一つなら、この逆向きの動きが消えてしまう。現場で必要なのは、何回入られたかと、一回あたり何が起きたかだ。
さらにCategory 1内部では、資格や認証情報を確認して登録を制限するLevel 8群の方が、自己申告型で開放的なLevel 3群より、発生も規模も総量も低かった。概要が示すのは観測上の関連である。どの確認手順が効いたかを判断するには、却下した申請や発生後の対応記録まで追う必要がある。
ICANNの公式なCategory 1経緯では、規制分野や機微な文字列への追加保護を求めた政府諮問委員会の助言と、2014年の実施枠組みが確認できる。対象となるレジストリ契約の仕様11には、公共の利益に関する義務として保護策が入った。契約の存在と、悪用がどの段階で減るかは別々に記録できる。
評価表には、登録申請の拒否数、成立した悪意ある登録の数、成立後の広がり、発見から停止までの時間を並べたい。入口で止めたのか、後から鎮めたのかが分かれば、次に改善すべき担当部署も見える。
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