Summary

  • タスマニア州のCommission for Children and Young Peopleは10月8日に発足し、子ども担当コミッショナーとIndependent Regulatorの旧事務所を同じ機関に置いた。
  • ただし、規制権限は別の法定職務に残る。同一人物による兼任を可能にする条項は、まだ施行されていない。

組織の統合と権限の統合は別

制度変更は計画段階を終えた。Commission for Children and Young People Act 2025の大半は2026年10月8日に施行され、同日発効のState Service (Restructuring) Order (No. 4) 2026が、子ども担当コミッショナーの事務を担っていた教育部門の一部と、Office of the Independent Regulatorを担っていた司法部門の一部を新委員会に統合した。委員会の説明によれば、旧二事務所は現在、同じ機関に属している。

しかし、組織を一つにしたことは規制権限をコミッショナーに移したことを意味しない。2025年法6条2項は、Commissionerの立場で行動する者が、Child and Youth Safe Organisations Act 2023に基づくIndependent Regulatorの機能や権限を行使することを認めていない。2023年法13条も、Regulatorはその職務について大臣の指示や統制を受けず、独立・公正に、公共の利益に即して行動すると定める。

兼任の可能性にも、施行上の境目がある。2025年法12条4項は、Commissioner for Children and Young Peopleに任命された者をIndependent Regulatorにも任命されたものとみなす規定だが、10月8日の施行告示はこの項を対象から外し、別の日付も示していない。同法7条2項は、規制官の職がCommissionerによって担われない間、Independent RegulatorとDeputy Regulatorを委員会の構成員に含める。

委員会のウェブサイトは移行期にあると説明し、Commissioner for Children and Young PeopleにSonya Pringle-Jonesを掲げる一方、Commissioner for Aboriginal Children and Young PeopleとChild Advocateは空席としている。また、Independent Regulatorは委員会の一部として、2023年法上の職務を続けるという。

この区分は、Child and Youth Safe StandardsやReportable Conduct Schemeの対象組織に影響する。Regulatorには情報の要求、施設の検査、調査、法執行の権限がある。学校や子ども向けサービスが確認すべきなのは、窓口が同じ機関かどうかだけでなく、誰がどの職務で通知や判断を出すかである。

委員会法26条1~4項の年次報告規定は2027年1月1日に施行される。初代Commissionerの選考には若者が参加したが、選考への参加と規制権限の法的根拠は別の話だ。現時点で確認できるのは事務所の統合と法定の役割分担であり、独立性の喪失、利益相反、監督の中断を示す証拠はない。

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