要約
- 9月8日の発表では、Spark Wholesaleのオークランド向けDCIは10G、100G、400Gを提供し、800Gは近く提供予定とされる。
- DCIは固定経路で、光層の復旧機能はない。Sparkは復旧機能を備えるDTSと区別しており、専用帯域だけでは業務継続の設計は決まらない。
速度を決めた後に残る問い
二つのデータセンター間で必要な帯域を決めても、選んだ経路が使えなくなったときの動作まで決まるとは限らない。Spark WholesaleのData Centre Interconnect(DCI)は、その違いを製品比較の中で明示している。新しいネットワークに障害が見つかったという話ではなく、購入するサービスの範囲の話だ。
Cienaが9月8日に公表した発表では、DCIは10G、100G、400Gで利用でき、最大800Gは近く提供される。初期範囲はオークランド地域を南北に延びる区間内のデータセンター。Waveserver上のWaveLogic 6 Extremeは、波長当たり最大1.6Tb/sの光伝送能力を持つ。ただし、これは顧客が契約する1.6Tb/sのサービスメニューではない。サービス発表
Sparkの製品ページはDCIを、データセンター同士を結ぶ専用のポイントツーポイント光接続と説明する。光信号を提供するレイヤー1のサービスで、10、100、400、800Gbpsの選択肢が掲載されている。一方、日付のある発表は800Gの提供時期をより限定している。具体的な拠点間で何を開通できるかは、契約時に確認すべきだ。
同じ光網でも、サービスの範囲は違う
公式比較表によると、DCIの経路は固定で、対象は都市圏、光層の復旧機能はない。利用可能な場所では複数の固定経路を選べる。対するData Transport Service(DTS)は全国向けで、実現可能な範囲で経路を個別に設定でき、対応する経路では光層の復旧を提供する。両者ともレイヤー1の光接続である。DCIの説明と比較表
DTSのページでは、予期しない事象を検知したときにネットワークがデータの経路を自動変更すると説明している。全国展開と、クック海峡を含む経路の多様化にも触れる。これらはDTSとして説明された機能だ。同じSparkの光伝送網を利用するからといって、各DCI回線にも自動的に付くわけではない。DTSのサービス説明
逆に、光層で復旧しないことを、あらゆる冗長化が不可能という意味に広げるのも誤りだ。複数の固定接続を購入し、自社ネットワークやアプリケーション側で切り替える設計は考えられる。ただし、これは設計上の可能性であり、公表済みの顧客導入事例ではない。複数経路を選べる場合でも、物理的な独立性と切り替え動作を確認する必要がある。回線が二つあるだけでは、共通の障害を避けられる証明にならない。
発表には、可視化、容量計画、サービス開通、障害調査を担うNavigator Network Control Suiteも登場する。しかし、管理機能の自動化は製品比較の境界を変えない。計画を自動化することと、全ての購入回線で復旧を自動化する約束は別だ。
DTSのページによると、SparkとCienaの協業は2019年から続く。今回の節目は都市圏向けの具体的な接続サービスであり、初めての提携ではない。参照ページには、料金差、実測の節約額、復旧時間の保証を数量で比較できる情報は示されていない。
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