要約

  • NPIXのRupesh Shresthaは2026年4月5日、国内の交換トラフィックが100 Gbpsを超えたと発表した。以前にも瞬間的な山はあったが、今回は水準がより安定して見えると書いた。
  • NPIXは二つの拠点に40超のピアリング参加者を持つと説明する。地元の経路を価値あるものにするのは、別々の事業者が何度もそこを選ぶことだ。

一瞬のピークは、グラフを祝いのポスターにできる。Rupesh ShresthaはNPIXで100 Gbpsに届く山を前にも見ていた。2026年4月5日の本人の発表では、その数字が再び、しかも以前より安定して現れる点を強調した。記録そのものより、地域の通信が通る道として交換点が使われ続けることのほうが面白い。

ShresthaがNPIXのCEOであることはAPNICに提出した本人の経歴にも記されている。交換点は事業者に合流場所を提供する。どの相手と接続し、どの経路を流すかは各ネットワークの判断だ。NPIXの組織説明によれば、二拠点で40超の会員がピアリングし、1,500万人を超えるインターネット利用者にサービスが届く。これは組織が掲げる運営規模であり、4月の100 Gbpsは交換された通信の速度である。利用者数と速度を取り違えると、立派だが意味のない数字になる。

以前のピークをわざわざ書いた理由もそこにある。たまたま大きな通信が通った日と、地元の経路が普段から選ばれる状態では、運営上の価値が違う。ネパールの二つのネットワークが国内で結べば、相互のパケットには国内の道ができる。NPIXはこれを品質と遅延の改善につなげている。4月の発表にミリ秒単位の比較値はない。確かなのは、地元の交換量が節目を越え、繰り返し現れていたという観察だ。

参加者も動く。NPIXは2月にCAS Cloud、eSewa、East Linkの加入を知らせた。4月の増加をこの三者に何Gbpsずつ割り振る資料はない。通信量を決めるのは個々の会員の経路設定と利用者の需要である。ShresthaはかつてAPNICの声明で技術運用と共同体の調整を並べた。交換点では両方が要る。場所を作るだけでは足りず、利用者が次の日もそこに来る必要がある。

NPIXは日次、週次、月次のグラフを公開している。これから見るべきは記念日の頂点ではなく、普通の週の曲線と参加するネットワークの選択だ。100 Gbpsを祝うのは簡単だ。その速度が珍しくなくなるほうが大仕事である。