要約
- RIPE 93のプログラム委員会は、30分の全体会枠を10分程度のライトニングトーク3本に振り替えた。委員長は、多くの提案が長い発表枠に見合う分量ではなかったと説明した。
- 月曜の開会時点で短い発表の応募15件中7件が採択され、残りは審査中だった。委員会は不採択理由も伝え、金曜の発表者を引き続き探している。
プログラム委員長のMassimiliano Stucchiは、ソフィアでの開会挨拶で発表枠の使い方を明かした。公式の逐語記録によると、25~30分を希望する提案の中に、実際には10分で示せるものが相当数あった。委員会は応募者に短い形式での再提出を勧め、全体会の30分枠を1本減らしてライトニングトーク3本を増やした。時間は増えていない。登壇できる人数が増えた。
数字にも現在形と未確定がある。Stucchiによれば、全体会の採択はおよそ15%で例年並み。短い発表には15件が寄せられ、月曜までに7件が採択された。残りについては結論を出す途中だった。7件という途中経過を選考全体の結果として扱うと、まだ返事を待つ応募者が統計から消える。
発表形式の案内では、全体会は通常30分で、そのうち5~10分を質疑に使う。ライトニングトークは質疑込みで5~10分だ。短縮とはスライドを早送りすることではない。測定結果を一つ示し、方法を説明し、どこまで分かったかを言う。その判断を応募者が引き受ける。
不採択の場合、委員会は理由を数段落で返すという。早い締め切りに間に合った応募者の中には、指摘をもとに直し、次の選考で採択された例もあるとStucchiは述べた。金曜は別の問題を抱える。登壇予定者の帰路が先に決まり、枠が空く。委員長は会期中にも短い発表と草案のスライドを求め、現行の募集ページも提出を受け付けている。出発時刻は議論を待ってくれない。
委員長はAI生成スライドを見分ける難しさにも触れた。応募案内は生成AIを含め、重要な寄与の明示を求める。今回の枠の変更理由として説明されたのは、長い持ち時間に対する内容の薄さだ。映える画面と語るべき材料は、別々に審査される。
プログラム委員会は全体会の採否と時間割を決める。30分を3人に配り直すという小さな決定は、技術の話を誰ができるかという大きな権限を見せた。次に確かめるべきものは、金曜の最終日程と、書き直しを求められた人への具体的な説明だ。
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