概要

  • Proximus は6月末時点で、ベルギー国内の275.3万件の住宅・事業所に光ファイバーを導入可能な状態とし、稼働中の光ファイバー回線は82万件に達した
  • 同社は第2四半期に稼働回線を4万4,000件純増し、Unifiber の全株式を取得。ワロン地域の一部展開に対する支配力を高めた

事実

Proximus は第2四半期決算で、6月末までにベルギー国内の275.3万件の住宅・事業所に光ファイバーを敷設し、稼働中の住宅・法人向け光ファイバー回線が82万件に達したと発表した。

同社はこの四半期に稼働中の光ファイバー回線を4万4,000件純増した。国内のインターネット契約者数は全体で8,000件増え、住宅向けコンバージェント契約者は1万2,000件増の124.6万件となった。Proximus は、年央時点で光ファイバーネットワークがベルギー人口の約43%に到達したとしている。

Proximus はまた、ワロン地域の中密度地域で光ファイバーを展開する Unifiber の残り株式の取得を完了した。同社は完全子会社化により、そのインフラに対する支配力が高まり、これまで Unifiber のネットワーク利用に支払っていたアクセス料金も不要になるとしている。グループの設備投資は2026年上半期に5億8,500万ユーロに達した。

評価

整備範囲は光ファイバー建設の経済性の一部にすぎない。Proximus はすでに275万件以上の物件に光ファイバーを敷設している。次の指標は、それらの物件のうち何件が稼働中の接続になるかだ。82万回線が稼働しているとはいえ、建設が続く中でネットワークはまだ埋まっていく段階にある。

Unifiber の完全子会社化は、ワロン地域におけるその構図の一部を変える。Proximus は、それらの資産を他社を通じて一部利用するインフラとして扱う必要がなくなり、投資とネットワーク利用をより直接的に管理できるようになる。ただし、光ファイバーを延長するコストがなくなるわけでも、契約獲得率が高まることが保証されるわけでもない。

BTW 読者にとって、この記事の有用な数字は「開通済みの住宅数」「稼働回線数」「展開を続けるコスト」として揃った。今後の決算で、Proximus が光ファイバー建設の最も集中的な段階を過ぎた後に、顧客接続が十分な速さで増えるかどうかが示されるだろう。

注目点

稼働中の光ファイバー回線数と全体の展開規模の関係に注目したい。特に Proximus が Unifiber を統合する中で、光ファイバーへの設備投資、顧客純増数、ネットワーク利用率の変化は、既存の建設分をどれだけ稼働中の接続に転換できているかを示すだろう。また、Orange Belgium とのワロン地域における提携提案が進展すれば、今後の展開の分担にも変化が生じる。