要約
- 2008年に追加された休止状態は、その後の公式説明で、新しい住所の割り当てを止め、復帰後の受取分を残す仕組みとして示された。
- 2018年の旅行モードの説明では、自宅の住所と実際の発送地を別々に扱っていた。
旅先ではがきを選ぶ楽しみと、自宅ではがきを受け取れることは、別々の話だ。ホテルからサイトを開けても、家の郵便受けには手が届かない。Postcrossing の休暇機能は、この当たり前を丁寧に扱った。
プロジェクトの公開日は2005年7月14日。5周年の公式記事は、ボランティアの仕事と会員の支えを振り返っている。画面上の紹介が終わると、誰かがカードを選び、文章を書き、切手を貼る。次の工程には人の予定が入り込む。
2008年2月15日の刷新案内には、休暇用の休止状態が新機能として並んだ。サイトの機能が増えるというのは、時には安心して離れられる方法が増えることでもある。郵便受けにも休暇届の提出先ができた。
2012年7月の案内によれば、休止にすると住所がほかの会員へ新たに渡されなくなる。帰宅して活動状態に戻せば、受け取る番になっていたカードが再び手配される。留守の間も、交換で得た受取分は記録に残る仕組みだった。
住所を渡す前に止めるからこそ、切り替える時期が効いてくる。すでに投函されたカードは郵便の流れの中にある。2017年6月の公式案内は、出発の数週間前に休止するよう勧めていた。同時に、休止中も送ることはできると説明した。受け取りの休みと、書く楽しみは両立できた。
2018年6月の案内では、旅行モードが紹介されている。行き先を設定し、到着後に現地のインターネット回線につなぐ。そこでカードを送れば、発送地に対応した識別番号、地図、統計になる。旅行モードでも休止状態でも自宅の住所の新規割り当ては止まり、受取分は活動状態への復帰まで記録される。
住んでいる場所、いま送っている場所、受け取れるかどうか。この三つを分けると、旅行中の会員の姿がようやく正確になる。熱心に参加している人ほど、遠くへ出かけてカードを買うこともある。サーバーの連続稼働に合わせて、人まで郵便受けの前で待機する必要はなかった。
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