要約
- ARIN-2021-2 の担当者として Kerrie Richards と Matthew Wilder が記録されている。改定は、4.4 と 4.10 に基づく特別用途の IPv4 を、待機リスト申請時の
/20保有量判定から外した。 - ARIN の資料は、政策運用報告が3週間で3件の混乱を挙げたと記す。2022年1月25日に採択され、現行 NRPM の 4.1.8 にも除外規定が残る。
交換点を動かすためのアドレスを持つ組織が、通常用途の IPv4 を求めて順番待ちに並ぶ。窓口が総保有量だけを足せば、交換点用の小さな持ち分が申請資格を押し上げてしまう。用途が決まった資源を、自由に使える在庫として扱う計算だ。待ち時間が長い以前に、整理券をもらえるかどうかでつまずく。
Matthew Wilder と Kerrie Richards が共同で担当した ARIN-2021-2 は、そこを狙った。待機リスト規則では、IPv4 の総保有量が /20 相当を超える組織は申請できない。一方、同じ節の冒頭は、重要インフラ向けの 4.4 と IPv6 導入支援向けの 4.10 を通常の待機リストからの配布と分けていた。配る時は別枠なのに、申請者を数える時の文言には別枠の扱いが書かれていなかった。
提案書は、トップレベルドメインの運営者や、複数の交換点を運営する組織を例に挙げる。特別用途の割当は、その役割のために与えられる。ARIN の過去の職員評価にも、4.4 と 4.10 を除いて数えるという意図が示されていた。それでも政策運用報告には、3週間で3度の解釈上の混乱が載った。これは迷いが表面化した回数であり、申請却下件数ではない。
改定は短い括弧書きを足した。/20 の総保有量から、4.4 または 4.10 に基づいて受けた特別用途の空間を除く。ARIN の記録では2022年1月25日に採択、状態は実施済み。現在の規則集でもその文言を確認できる。
数字はもう一つある。/20 は申請前の保有量の境界、/22 は一度に待機リストで資格を得られる最大規模だ。希望すれば /24 まで小さくできる。Wilder が手を入れたのは、順番待ちの入口で何を「持っている」と数えるか。列に並ぶ前から、帳簿の分類が勝負を決めていた。
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