要約

  • RCCは、将来の全権委員会議に先立つ最後の六カ月に地域準備会合の議長、副議長らを集める案を出した。
  • 候補者指名や文書作成、議事規則の説明を地域会合で行い、結果を翌暦年の理事会までに報告することも求める。

本会議で挙手する頃には、各地域の提案はすでに形を持っている。RCCが寄書94の付属文書3で問うのは、その形をいつ、誰がすり合わせるかだ。地域ごとの準備から議長級の地域間協議へ、そして理事会への振り返りへと、ITUの舞台裏に時計を置こうとしている。

ロシア語原文はITUの登録簿に10月23日付で載った。2014年採択の決議58は、全権委員会議のための六つの地域準備会合と、主要な六つの地域通信機関に属さない加盟国も含む参加を、すでに定めている。地域間の調整や予算内の奨学支援にも触れる。新しい提案の肝は、会合の数を初めて決めることではない。

各地域で少なくとも一度準備会合を開き、ITUの大きな行事にできるだけ近い時期に設定する。地域会合の議長と副議長らによる協議は、全権委員会議の場合、その前の最後の六カ月に実施する。ほかの会議では各部門の決議1の時間設定に従う。地域の立場が固まりきる前に、異なる地域の論点を並べてみる場だ。

会場では、指名の手順、文書の準備、議事規則を説明する会合や研修も支援する。会議後は、事務総局長と三つの部門の局長が加盟国の意見と準備会合の成果を、遅くとも翌暦年の理事会会期までに報告する案だ。準備の結果が議場を離れた途端に見えなくなるのを防ぐ仕組みになる。

ドーハで採否が決まる。次に見るべきは将来の会議の予定表と理事会資料だ。六地域の声がそろい、議長級の協議が役に立つ時期に行われ、その結果に誰かが答えたか。採決の直前に初めて違いを発見しても、時計を巻き戻す係はいない。

公式資料