要約

  • LACNICの英語選挙告知は投票開始を10月3日と記すが、スペイン語告知、両言語のタイムライン、公開一覧はいずれも11月3日18時UTC開始としている。
  • 選挙一覧の状態は引き続き「予定」で、投票終了は11月10日18時UTC。確認した記録からは、食い違う日付を見て行動した人がいたとは分からない。

分析

公開日程のなかで一つだけ異なる日付

LACNICの公開選挙一覧は、2026年理事選の投票期間を11月3日から10日まで、いずれも18時UTCとして掲載し、状態を「予定」としている。詳細な選挙記録には不一致がある。英語の告知は投票開始を10月3日、終了を11月10日とし、10月の開始時刻は記していない。同じ選挙のスペイン語告知では、開始が11月3日、終了が11月10日となっている。

英語版、スペイン語版の両方にある日付入りタイムラインは、一覧と一致する。投票は11月3日18時UTCから11月10日18時UTCまで。候補者の公表は10月26日、候補者への質問期間は26日から29日、候補資格に関する異議への選挙委員会の回答は29日から30日と記されている。LACNICが公開する2026年の法定選挙カレンダーも、理事選を11月に置く。複数の記録から予定日程は読み取れるが、英語告知の該当欄が修正されたことまでは確認できない。

8月12日付の告知は理事の3ポストを対象とし、当選者の任期は2027年1月1日から2029年12月31日までの予定。立候補受付は8月26日から9月9日までだった。投票日は候補者を確認し、参加に備える過程の一部である。公式告知の一項目が1か月ずれれば、単なる表記上の違いではなく、実務上参照する日付が分かりにくくなる。

確認できる結論は限定的だ。LACNICの選挙ページにある英語告知の一文は10月とする一方、スペイン語告知、両方のタイムライン、公開一覧、法定カレンダーは11月としている。調査基準日の10月13日時点で、公開一覧は選挙を「予定」と表示している。保存したページからは、食い違いがいつ生じたか、別の画面ですでに直されたか、会員や候補者が依拠したか、誰かがその日付を受けて投票を試みたり投じたりしたかは分からない。有権者への被害、前倒し投票、選挙手続の無効を主張できる根拠はない。

現時点で参照できる一致した日程は、11月3日18時UTCから11月10日18時UTCまでだ。LACNICにとって実務的な対応は、英語告知をこの日程に合わせ、UTCの開始時刻を明記し、修正日時の記録を残すことになる。

出典