要約

  • AFRINICは2026年8月24日、Receiverの同意を得たBoardがMike SilberをCEO Designateに任命したと発表し、就任予定日を2027年1月1日とした。
  • 公開情報には、移行期間の意思決定権、基準値、引き継ぎ成果物、就任後100日間の報告予定が示されていない。
  • BTWの分析では、1月1日前の基準、就任時の受領確認、最初の100日との比較を、役割別の公開台帳に記録することを提案する。

重要なのは、任命と権限行使の間にある期間だ。AFRINICの発表は、Silberが2027年1月1日にChief Executive Officerに就任すると述べているが、CEO DesignateがすでにCEO権限を持つとは述べていない。提供された公開資料から、現在の代理執行責任者の身元や権限も確認できない。

AFRINICによれば、採用過程はCEO Search Committeeが主導し、ReceiverとBoardが開始した。発表の“rigorous”“in-depth”という表現はAFRINIC自身の説明であり、独立監査の結論ではない。AFRINICはSilberをMTN GroupのGroup Executive: Regulatory Affairsと説明し、Liquid Intelligent TechnologiesとAfrica Data Centresでの過去の上級職にも触れている。また、ICANN Boardでの経験とASO AC副議長の経験を記載している。PIRはMichael Silberをアフリカ地域の理事、Audit and Risk Committee議長として掲載し、ICANNの記録は2009年5月から2018年10月までの理事在任を示している。

AFRINICが新CEOに示す期待は、運用の安定、透明で説明責任のあるガバナンス、信頼の回復、サービス提供、未解決の法的事項への対応、組織能力の強化である。これは期待であって、達成済みの結果ではない。

ここで提案する台帳はBTWの分析上の提案であり、AFRINICの既存製品でも発表済み要件でもない。各行には、業務領域、現在の責任主体、権限の根拠、基準値、成果物、証拠リンク、目標日、例外、エスカレーション経路、引き継ぎ受領を記載する。Board、Receiver、CEO Designate、現行経営陣、Governance Committee、Appeal Committee、コミュニティの政策機関を一つの「AFRINIC」として扱ってはならない。

監視対象は、サービス提供、ガバナンスの透明性、利害関係者の信頼、法的事項の管理、組織能力の五つとする。1月1日前には、公開されている事実、未解決事項、現在の責任者、検証可能な証拠を基準として示す。就任時には、機密情報を開示せず、何が引き渡され受領されたかを記録する。100日後には同じ項目を基準と比較する。

2026年9月7日の報道凍結時点で、AFRINICの公開発表には新たに選出されたGovernance Committeeメンバー、PDWG共同議長、NRO NC / ASO AC代表が記載されている。また、Appeal Committeeの任命は直ちに発効し、任期は2026年12月31日までで、PDPの紛争解決規定に基づく不服申立てを扱うとAFRINICは説明している。これらの機関をCEO職と混同してはならない。

公開注記:「公開」は予定された編集日である2026年9月7日を示す。実際のサーバー公開時刻はpublish-nowまで未設定である。