要約

  • GACの10月版指針は、議長とリーダーシップに対し、早期警告の形式的な完全性を受領後最長5営業日で確認する枠を設けた。要請があればサポートチームも補助する。
  • この確認は警告の内容を評価も支持もしない。提出要件が満たされれば、関係する申請者への通知と公開のためICANN組織部門へ送られる。

5営業日という期限が測るのは、懸念の妥当性ではなく受付書類の確認だ。政府諮問委員会(GAC)が10月6日に公表した「2026年ラウンド早期警告包括ガイド」第3.1版は、新gTLD申請サイクルのコミュニティ入力期間を前に、誰が書類を確認し、どこで役割が終わるかを示した。

GACのメンバーまたはオブザーバーは、単独でも共同でも早期警告を提出できる。提出者は理由を示し、該当する場合には申請者が懸念にどう対処できるかも説明する。連絡先と申請情報も必要だ。議長とリーダーシップが最低限の形式要件を確認し、依頼があればサポートチームが支援する。指針が定めた確認期間は受領から最長5営業日である。

同じ指針は、確認の範囲を明示的に制限する。内容の評価も、警告への賛同もしてはならない。書類がそろったことは、主張に説得力があるという判断ではない。議長による形式確認も、申請そのものへの決定ではない。懸念の根拠を示す責任は提出者に残る。

確認後、議長またはサポートチームは警告をICANN組織部門へ送り、関係申請者への配布と公開につなげる。指針は、ICANNの手順に従って警告をまとめて公表する可能性も認める。現行の申請者ガイドブックは、受領後できるだけ速やかに申請者へ通知するとしている。早期警告は通知であり、申請に直接の影響を与えない一方、評価者が考慮する場合はある。文書間に食い違いがあれば申請者ガイドブックが優先され、現行の権威版は10月7日付だ。

指針が示す提出期間は、文字列確認日の2026年11月17日から2027年3月16日までの104日間。これは運用ガイダンスで、新たな拘束的ルールではない。公開文書には、不完全な提出をどう差し戻し補正するのか、5営業日の時計を停止または再開するのかが書かれていない。これは公開説明の不足であり、内部手続きが存在しないことを意味しない。

出典