要約
- 外部FASはフローを許可、拒否、転送先変更、条件付き許可できたが、接続を起動し実行する場所はスイッチ側に残った。
- FARからFCAまでの各メッセージは別の受け渡しを証明し、サービス結果全体の領収書ではなかった。
AMBIGUOUSとNO_SUCH_FLOW、そして安全性を論じなかった事実は、裁定と実行状態を継続的に照合する必要を示す。
1997年3月の RFC 2124 は、ATMスイッチから接続受付の判断を外へ出す方式を記述した。当時、接続ポリシーの表現は標準化されていなかった。そこでスイッチ内のConnection Control Entity(CCE)が外部のFlow Admission Service(FAS)へ問い合わせ、複数装置に共通の判断を適用できるようにした。
RFC Editorの記録 と IETF Datatracker が示す通り、これはInformational文書であり、Internet Standardではない。価値は普及の証明ではなく、分散した制御の境界を具体的なメッセージにした点にある。
接続を始める側が先に質問した
最初の通信は必ずスイッチから始まる。CCEはフローを設定する直前にFlow Admission Request(FAR)を送り、送信元と宛先、サービス種別、Flow ID、スイッチ時刻などを伝えた。FASはFlow Admission Acknowledge(FAA)で答えた。
FAAは許可や拒否だけでなく、任意ポリシー、必須ポリシー、別の宛先を含めることができた。ただし、それは受け取った記述に対するFASの判断である。回線が実際に成立したことや、データが届いたことを表すものではない。
CCEが任意ポリシーを理解できなければ無視できた。必須ポリシーを理解できなければフローを中止し、Flow Admission Updateで失敗を返さなければならなかった。中央の判断は、装置が実行可能かどうかというローカルな現実を通過して初めて状態になった。
稼働状態は別の経路で報告された
接続後、CCEはFlow Update Notification(FUN)を定期的または状態変化時に送った。時刻、ACTIVE/INACTIVE、送受信バイト数、パケット・セル・フレーム数を含められた。
累積値はフロー開始から、差分値は前回FUNからの量を表した。この区別を失えば、正しい二つの値から誤った総量を作れてしまう。正しい総量であっても、利用権、アプリケーションへの到達、請求の正当性までは証明しない。
Flow Update Acknowledge(FUA)の SUCCESS は範囲が明確だった。対応するFUNの情報をFASが受け入れ、その情報に対する責任を引き取ったという意味である。永続保存、完全性、代替FASとの一致、利用者が受けたサービスの保証ではない。
FASは後からFlow Change Request(FCR)を送り、ポリシーを変更したりフローを停止したりできた。CCEはFlow Change Acknowledge(FCA)で応じる。未対応ポリシーなら POLICY_REJECT、状態が存在しなければ NO_SUCH_FLOW である。最初の許可が、その後の制御を自動的な事実にすることはなかった。
再送の同一性は番号ではなく内容で決まった
同じFlow IDのFARが届いても、以前のFARとMessage ID以外がすべて同じなら、FASは以前と同じ答えを返した。内容が異なれば AMBIGUOUS を返し、新しいFlow IDを要求した。安全な再実行はラベルではなく要求全体に結び付いていた。
NO_SUCH_FLOW は状態喪失を隠さない。FASが、許可していない、あるいは記憶を失った接続のFUNを受ける場合がある。逆にスイッチが、もう状態を持たないフローのFCRを受ける場合もある。どちらかのデータベースを無条件に真実とせず、再受付、報告、停止によって不一致を処理した。
フェイルオーバー時には、FASのプレフィックスとCCE側IDを組み合わせ、代替FASをまたいで一意な識別子を作ろうとした。プレフィックス非対応なら、同じ呼が集計点で二つに見える可能性があった。一意な名前は相関を助けるが、複数FASの状態同期を証明しない。
強い制御点に安全性の説明はなかった
FASは接続を拒否し、宛先を変え、稼働中のフローを止められた。それでもSecurity Considerationsには「安全性の問題は本メモでは論じない」としか書かれていない。TCP接続は運搬路であり、ポリシー発行者の正当性ではない。現在の IANAサービス名・ポート番号レジストリ は csi-lfap を3145番ポートに載せる一方、そのポートの既知の無許可利用も注記している。
既存記事との違いも明確だ。RFC 2063 は計測アーキテクチャを定め、BTW記事は非同期読取りが残す時間の空白を扱う。RFC 2123 はNeTraMetの経験を記録し、BTW記事はルール集合による投影を扱う。本稿は、中央の裁定から装置の実行、状態照合、経済記録へ至る境界を扱う。
Heng Luの Running-Code Primacy、Minimum Initial Specification, Localized Future Decision、On Reality Layers は、文書上の決定を実行可能な現実と混同しないための現代的な言葉を与える。
LFAPは今日のプログラマブル制御を先取りした。長く残る教訓は集中そのものではなく、判断、装置動作、照合、計量の証拠を別々に保存したことである。
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