要約

  • カナダ政府の1997年報告は1994年の二つの作業を分けて記録した。CANARIEはCA*netをT-1へ増強し、別の事業ではユーコンと北西準州の地域網を全国バックボーンにつないだ。
  • CANARIEの歴史資料によると、NorthwesTelがINSINC経由で提供した56 Kbpsの専用線は1994年晩秋までに設置された。政府の1995年ディレクトリーは、NTnetの最初の専用線利用者が1995年1月15日までベータ試験中だったと記す。

分析

カナダ北部の接続は、幹線の完成と地域サービスの完成を同じものとして扱えないことを示す。CA*netに地域網が加わった時点で全国バックボーンは北へ伸びた。NTnetが通常運用に入るには、別の作業が残っていた。

CA*netは1990年6月、研究ネットワークを結ぶ全国のインターネットバックボーンとして発足した。1990年までに十州の地域網が相互接続された。CANARIEは1994年、バックボーンをT-1へ増強する一方、ユーコンと北西準州の地域網を全国網につなぐ事業も支援した。連邦報告はこの二つを別の取り組みとして並べている。

CANARIEの沿革は北部側の準備を描く。ユーコンには、NorthwesTelの専用線で十のコミュニティを結ぶネットワークがすでにあった。北西準州では非公式のグループがNTnetとして組織化した。1994年夏、CAnetはホワイトホースとイエローナイフに接続拠点を設けると約束した。NorthwesTelは二つの地域網への資金支援も表明した。晩秋までにNorthwesTelからINSINCを経由する56 Kbpsの専用線が設置され、YukonNetとNTnetがCAnetに加わった。

政府の1995年ディレクトリーはNTnetをCA*netが認めた非営利の地域ISPとして登録した。初期の利用者は専用線で接続し、地域にダイヤルアップ事業者がいる場合だけ電話回線での接続があった。NTnetはその初期利用者に対してベータ運用中で、期限は1995年1月15日。北西準州の全60コミュニティへサービスを延ばす計画は五年単位だった。

「全国」を決めたのは地域網同士の接続記録だった。利用者が日常的に使えるかどうかを示すのは、NTnetの試験状況と各地のアクセス方法である。二つの記録は別の層を測っている。

ディレクトリーは60コミュニティへの目標を示すが、その後の開通地域を記録していない。地域別・日付別のNTnet回線台帳があれば、計画の実績を判定できる。

CA*netは1994年に北へ届いた。NTnetでは、その回線を通常サービスへ移す作業が続いていた。

出典