要約
- カナダは2026年10月30日、EuroHPC共同事業の39番目の参加国となった。
- 理事会にはカナダ代表が載った。個々の研究案件に与える計算時間は、公募と配分の仕組みで決まる。
モントリオールで増えたのは、欧州の計算設備を買う側の席である。EuroHPCの発表は正式参加を確認し、共同事業が公的資金を集めてスーパーコンピューターを調達し、AIや量子技術にも投資すると説明する。カナダの研究者には欧州の計算資源への道も開く。
理事会の名簿にはカナダ代表Nipun Vatsと代理Sheila Kennedyが記されている。欧州委員会と各参加国が代表を指名し、理事会は戦略、資金、公共調達を扱う。どの設備を整えるかに関わる権限だ。研究室ごとの利用枠をその場で配る仕組みではない。
利用には公開されるアクセス公募がある。超大規模計算、通常利用、AI・データ集約型案件、開発、ベンチマークなど、用途別に入口が分かれる。アクセス資源委員会は公募の設計、提案の優先順位付け、EU持ち分の計算時間の配分を支える。カナダの参加によって制度上の発言権は生まれた。実際の計算は案件が枠を得て始まる。
公開資料には、カナダ向けの固定枠、拠出額、今回の参加後に採択された最初の案件は示されていない。次の理事会決定と採択結果が、席と設備の稼働をつなぐ証拠になる。
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