要約

  • BERECの規制当局委員会は2026年10月1日、Michel Van Bellinghenを2028年の議長に選出した。公開された会議結論は合同投票と各役職の当選者を記録している。
  • 2027年、議長予定者は副議長としてMini-Boardに加わり、議長就任の前年に年次作業計画を準備する。
  • 規制当局委員会は議長選出と年次計画の採択を担うBERECの主要な意思決定機関だ。議長の対外代表は委員会の委任に基づく。
  • BERECは選出要件と3分の2の賛成基準を公表している。一方、会議結論には投票数、分母、差、他の候補者が載っていない。

投票の結果は一行、引き継ぎは二年

10月1日の結論文書は、2028年議長、2027年副議長、投票権を持たない参加者代表を一括して選ぶ合同投票を記録する。議長にはBIPT評議会議長のMichel Van Bellinghenが選ばれた。BERECによれば、議長を務めるのは今回が2度目だ。

議長職が始まるのは2028年でも、準備は2027年に始まる。Van Bellinghenは副議長としてMini-Boardに入り、2027年の議長となるAlejandra de Iturriaga Gandini、現職で退任するMarko Mišmašとともに働く。議長予定者は、議長が職務を遂行できない場合に代行し、議長が割り当てる作業部会のまとまりを追い、就任前の年に年次作業計画を準備する。

これは名誉職のリレーではない。次の議長は就任する前に、会議運営や作業計画の準備に関与する。議長の任期は1年で、1度の再任が可能だ。短い任期を補うため、引き継ぎの年が制度に組み込まれている。

誰が決め、誰が外に話すのか

BERECは規制当局委員会を主要な意思決定機関としている。EU加盟国ごとに1人の投票権者が参加し、一定の枠組みで加わる第三国の規制当局と欧州委員会は投票権を持たない。委員会が議長・副議長を選び、年次作業計画を採択し、BERECの規制上の成果を決定する。議長は委員会から委任を受けて対外関係を担い、活動を委員に報告する。

作業計画の準備にも同じ権限の線がある。2027年の概要は2026年1月に採択された。2月27日から4月15日まで最初の意見募集があり、10月1日に委員会が草案を公開協議に付した。締切は10月31日。関係者は意見を出せるが、計画を採択するのは委員会だ。2028年の計画は、2027年に議長予定者が準備し、委員会が採択する。

選挙には少なくとも4人の他の委員による支持、過去1年以上の副議長経験、投票する委員の3分の2以上の賛成が必要だ。委員会の規則には挙手と、条件付きでの秘密投票がある。10月1日の会議結論は合同投票と当選者を示すが、実施方式、投票参加者数、各候補の票数、他の候補者を示さない。

公開資料から支持の広さは測れない。方法、分母、集計結果をまとめた選挙結果の記録があれば、個人の投票を明かさずに基準への到達を検証できる。この評価を変えるのは、3分の2基準をどう満たしたかを示す公開記録だ。

交代を記録可能にする

BERECは選挙ルール、職務、作業部会の分担、計画を採択する機関を公開している。追加すべきなのは、選挙から翌年の準備、最終採択までを結ぶ日付付きの記録だ。

その記録には選挙方式、集計結果、議長の任期、副議長としての準備年、作業計画の草案と採択日を記せる。公開協議の前後で何が変わったかも版ごとに追える。どの部分を誰が準備し、どの機関が承認したかが残る。

BERECは連続性のために2年前から議長を選ぶ。票と作業計画の記録を補えば、リレーを支える仕組みも公に検証できる。

出典