要約

  • 英国全土の鉄道向け10MHzライセンス料は年145万8000ポンド。隣接する帯域は緊急サービス網にも割り当てられた。
  • Ofcomは分割の基準を7万5000ポンド超に広げ、支払期間を10か月から12か月にする案を出した。

駅と列車の無線は周波数を使い、その利用権には年145万8000ポンドの料金が付く。英国全土の鉄道向け10MHzライセンス料を決めたのはOfcomだ。10月30日の案で再検討するのは価格ではなく、請求を12回の月払いにするかどうか。利用料の水準は既定、支払いのペースは審議中——この切り分けが今回の話の肝だ。

非静止軌道(NGSO)の衛星ゲートウェイは、現在、年間500ポンドの固定費用ベースで課金される。Ofcomは3月、これを行政的インセンティブ価格(AIP)に切り替え、静止軌道(GSO)ゲートウェイと改訂式をそろえると決めた。衛星用周波数の需要が増え、利用の機会費用を料金に反映するためだ。10月案はその決定を規則に書き込む。Ofcomは現行のNGSO免許ガイダンスで、新料金を2027年初めに導入する見込みとしている。衛星ゲートウェイ料金の決定にその経緯がある。

1900–1920 MHz帯は、2000年の割当て後も使われていなかった。Ofcomは1900–1910 MHzを将来の鉄道移動通信、1910–1915 MHzを緊急サービス網のゲートウェイに充てると決定した。2025年の決定では、英国本土の10 MHz鉄道免許を年145万8000ポンド、5 MHzの緊急サービス網ゲートウェイ免許を年36万4500ポンドとした。小規模鉄道網は路線距離で計算し、10 MHzあたり100マイルごとに年1万4580ポンド。端数の距離は切り上げる。今回の規則案は、この料金を法令に組み込むもので、用途の割当てを再検討するものではない。1900 MHz帯の決定文書に金額が示されている。

新たな論点は支払いだ。Ofcomは分割対象を、従来の10万ポンド超から7万5000ポンド超へ広げ、月払いを標準とし、期間を10か月から12か月に伸ばす案を示した。一括払いを望む場合は申告すればよい。対象免許は同種で、支払日が一致し、同一の支払請求に含まれていなければならない。意見提出は12月4日17時まで。最終声明は2027年2月の見込みだ。協議文書と規則案は既決事項と新提案を分けている。