要約
- NYSE Nationalは、初期費用12,000ドル、月額19,000ドルの4 kWプランを提案している。運用開始日は顧客向け通知で示す予定だ。
- 利用資格は契約者単独ではなく関連先を含めたラックの合計電力枠で判定され、サーバーの瞬間的な消費電力とは異なる。
ラックを使う会社が小さくても、コロケーションの小規模利用者向け条件を満たすとは限らない。NYSE Nationalの新たなPartial Cabinet Solutionでは、判断の単位がグループ全体に及ぶ。電力枠の拡大を見る前に、この範囲を確かめる必要がある。
9月14日付Federal Registerの公告は、従来の2 kWのOption Aに4 kWのOption Bを追加する内容だ。SECの通知は9月9日付で、8月26日の提出に対応する。取引所は遅くとも10月31日までに運用を始める見込みとし、具体的な日付は顧客に通知するとしている。届出の効力発生とサービスの提供開始は分けて考えたい。
電力枠とネットワークは別の比較
Option Aの初期費用は10,000ドル、月額は16,500ドル。Option Bはそれぞれ12,000ドルと19,000ドルで、月額差は2,500ドル、約15.2%となる。電力枠は倍になる一方、接続本数は倍にならない。
両プランにはLCN接続一本、IP接続一本、NMSネットワーク接続二本、光ファイバーのクロスコネクト二本と、指定された時刻情報の選択肢が含まれる。速度は定められた仕様から選ぶ。こうした複合プランの料金をkWで割っても、電気料金の単価にはならない。
全体の接続費用も、この数字だけでは分からない。公告はMahwahのデータセンター外へつなぐ回線が必要で、通常は通信事業者が提供すると説明している。その見積もりも比較に加える必要がある。
関連先のラックも数える
契約者と関連先が同時に持てるPCSプランは一つ。購入後の合計ラック電力枠はAなら2 kW、Bなら4 kW以下でなければならず、部分ラックと専用ラックの双方を含む。関連先の定義には50%以上の共通の所有または支配が関わり、関係と利用枠の申告が求められる。
一社の小さな設備構成や低い実測消費電力だけでは、この条件を確認したことにならない。二つのプランには異なるラックが必要とも明記される。条件を満たす4 kW専用ラック利用者の切り替えは可能だが、物理作業なしの変更が約束されたわけではない。
SECの案件一覧では、先行する新PCS提案が7月に撤回されている。今回の新たな届出は独立して評価すべきだ。新規利用者は多くても少数との取引所の見通しも、実績とは区別したい。
会員向け解説
プロフィールの詳細
適切な会員レベルでログインすると、解説全文と出典メモをご覧いただけます。
Strategic Circle 限定
Strategic Circle
すべての読者に公開されています。参加してログインすると プロフィール解説 を閲覧できます。
Strategic Circle に参加Leadership Alliance 会員限定
Leadership Alliance
対象となる IP 資産の所有者・管理者向けです。ログインすると Leadership Alliance の解説を閲覧できます。
Leadership Alliance に参加
