要約

  • CRTCはVideotronとSaskTelの紛争で、手続の基本事実を公開記録に載せるべきか問う。
  • 同じ情報が一方の文書では黒塗り、別の文書では公開されていた。開示命令はまだ出ていない。

争点は携帯網へのアクセスだ。ところがCRTC職員の10月30日付書簡では、提出文書の見出しや定型的な前置きまで黒塗りになっていることが問題になった。同じ情報がある書面では隠され、別の書面では公開されていたという。職員はその差を説明するよう当事者に求めた。

6月11日、QuebecorはVideotronを代表し、SaskTelによる卸売ローミングで不当な優遇と不当な差別があったと申し立てた。サスカチュワン州での規制不適用の終了、料金案の提出、最終提案仲裁への参加条件も求めた。これは申立人の主張と請求であり、CRTCの認定ではない。職員は秘密指定を先に整理し、証拠の採否を後で判断する方針だ。

開示の線引きは明確だ。交渉や仲裁があったか、その結果は何か、ローミング契約の当事者と期間は誰か。そうした事実の公開を問う一方、裁定額、料金、その他の商業条件は除く。手続が動いた事実を見せることと、値札を公開することは違う。

CRTCの2024-233号決定は対象となる卸売ローミング料金について、商業交渉と最終提案仲裁を採用した。どの仕組みが使われたかさえ見えなければ、制度の働きは検証しにくい。書簡はサスカチュワン州で特定の仲裁が実施されたと断定していない。記録にあれば公開すべきかを問うている。

両社の意見提出期限は11月13日。CRTCが判断するまで指定情報は非公開のままだ。