要約

  • CSCとPTIは64件の命名サービスSLAから26件を詳しく調べる対象に選んだ。10月の修正案は審議用で、承認済みの変更ではない。
  • 2025年の改訂手続きは、既存SLAの閾値だけの変更に限り、公開意見募集とGNSO・ccNSO評議会の承認を不要とする。

数字を変えるのか、数字が測る仕事を変えるのか。IANAの命名サービスでは、この違いが審議に参加できる人を左右する。顧客常設委員会(CSC)とPTIが64件のサービス水準合意(SLA)のうち26件を詳しく調べると決めた今、修正案の分類が次の焦点になった。

CSC議長は5月、PTIが4月に64件すべての閾値を満たしたと報告した。同じ通知で26件の精査も告げた。現行の約束を守ったことと、その約束が適切かを見直すことは両立する。10月9日には、提案を反映した差分文書を次の会合に向けて用意したとの連絡が委員に届いた。作業中の文書を、発効した新規則として扱う段階ではない。

改訂手続きの第2.2節は、PTI、ICANN、CSCに対し、顧客の利益、実行可能性、費用、人員、所要時間を検討するよう求める。三者が合意できなければ現行SLAが続き、それぞれが不合意を書面で通知する。合意後はPTIが影響分析を作り、通常はICANNの公開意見募集とGNSO・ccNSO両評議会の承認を経る。

ただし第3.3.1節と第3.4.1節は、既存のSLAの閾値の値だけを変える場合に限って、その二段階を省く。8月のCSC議事録には30分という閾値の案が出る一方、表現の変更や指標の削除も登場する。議事録は最終的な手続き区分を示していない。測定対象や計算方法を変えるなら、「数値だけ」という説明では足りない。

SLAはIANA命名機能契約に参照によって組み込まれ、ICANNがPTIに履行を求められる。だから26という件数より、各案の旧文、新文、顧客への影響、適用する手続きと結論を並べた表が重要だ。それが出て初めて、誰がどの変更に発言できたかを確かめられる。

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