要約

  • RIPE NCCが10月9日に示した案では、RIPE-NONAUTHは約44,526件。二つの整理条件による初期削減は約60%と見積もられた。
  • RIPE 93では、他データベースとの照合は同じプレフィックスと起点ASを持つ完全一致と説明された。公表済みの件数は前年のもので、更新される。

60%という数字が、最新の棚卸しより先に出た。10月9日、RIPE NCCデータベースチームのEdward Shryaneは、RIPE-NONAUTHのうち有効なROAと一致するオブジェクトと、別のデータベースに一致するオブジェクトを整理する問題提起を投稿した。前者は約16,497件、後者は約27,449件、全体は約44,526件とされた。ただし二つの件数を足して削除総数にすることはできない。両群に重複がないとは示されておらず、文書が示したのは全体で約60%という初期見込みだ。

提案はNWI-22になった。RIPE 93のDatabase WGでShryaneは、これまでの反応は前向きで、会議後にSolution Definitionを出す予定だと述べた。他データベースとの照合については、同じプレフィックス、同じ起点という完全一致に絞ると説明した。より具体的な経路が上位を覆うだけでは対象にしない。さらに、元の件数は前年の演習から来ており、更新すると明言した。照合条件は狭まったが、インパクトの数字はまだ古い。

次の文書が決めるべきなのは、どのフィールドを比べるか、「有効なROA」をどう判定するか、いつの時点で候補を数えるか、候補選定後に内容が変わった場合どう扱うかだ。最初の問題提起は事前通知と、管理者が削除を拒める手段を後続案で定めるとしている。RIPE 93でも、前年の連絡に続いて再度通知すると説明された。

RIPE NCCの第4四半期計画は今もこの作業を「Starting」と表示するが、最終更新は9月でNWI-22より前だ。10月の会員向け更新は提案として紹介し、意見を募っている。NWI-22は作業項目で、削除の実施ではない。検索結果の提供とNRTMミラーは続け、IANAまたはICANNの措置で作られたオブジェクトは対象外とされる。

出典

RIPE DB-WGのNWI-22議論;RIPE 93 Database WG議事録;RIPE NCC 2026年第4四半期データベース計画;RIPE NCC 2026年10月会員向け更新。