Summary

  • RIPE NCCのIPv4とIPv6の移転データには、Newtec Servizi srlからNEWTEC S.R.L.への185.241.144.0/22と2a0c:a380::/29の移転がともに11月3日付で載る。
  • IPv4のRDAPはNEWTEC S.R.L.を示す。一方、IPv6 /29のRDAPはRIPE NCCの親ブロック2a00::/11を返し、Whoisの完全一致検索にも/29は現れなかった。

引き渡しの伝票は二枚ある。名義を引ける台帳は一枚分だけだ。11月3日の移転一覧で、IPv4の/22とIPv6の/29は同じイタリアの二社間を動いた。分類は両方ともPOLICY、状態はPERMANENT。似た社名の関係や共通の案件番号は表に載っていない。

IPv4の手続きは公開記録だけで追える。/22は1,024アドレスで、正確なRDAP応答には受領者NEWTEC S.R.L.の組織識別子ORG-NSDP1-RIPEがある。登録イベントは11月3日09:42:11 UTC。ネットワーク名には古い文字列IT-NEWTECSAS-20180116が残るが、名義欄には移転先が書かれている。

同じ問いをIPv6に投げると、答えが急に大ざっぱになる。2a0c:a380::/29を入力したRDAPの返答は2a00::/11で、組織はRIPE NCC。Whoisでinet6numを完全一致に限定すると「no entries found」と出る。RIPEの検索説明によれば、通常検索は対象がなければ最も近い上位の範囲に戻る。その上位範囲は/29の受領者を示さない。

/29自体は以前から公開在庫にあった。11月2日の拡張委任ファイルはIPv4の/22とIPv6の/29をイタリア向け割り当てとして列挙し、原日付をともに2018年1月16日としている。前日の在庫表から翌日の名義は読めない。名義を示すのは移転一覧の受領者欄であり、現在の精密なデータベース照会が追いついていない。

RIPEの統計説明では一覧の日付は処理日だ。次に欲しいのは、公開日時を持つ/29のinet6numか、この移転行と名義記録をつなぐ案件説明である。伝票を公開する仕事は済んだ。番号から現在の受け手をたどれるようにする仕事が残っている。