要約
- APRICOT 2027の最終提出日は1月25日だが、登壇枠は提案の到着順に割り当てられる。
- チュートリアルと講演の提案にはスライド草稿が必要で、主催者は毎年、締め切り前に枠が埋まると説明している。
APRICOT 2027の募集要項でいちばん重要な一文は、日程表の後ろにある。最終提出日は1月25日。しかし登壇枠は締め切りに関係なく、提案が届いた順に埋まる。募集要項は、毎年、全枠が締め切り前に埋まり、提案が不採用になると明記している。カレンダーに3か月あっても、席は予約されていない。
APNICブログは10月27日に募集を告知した。APRICOT 2027は香港で開かれ、MasterClassesは2月24〜26日、サミット全体は2月24日〜3月4日、主要プログラムは3月1〜3日の日程だ。最終プログラムは2月8日、最終スライドは2月26日に公開・提出される予定。日程は分かるが、今日の残席は分からない。
提案はアイデアだけでは足りない。チュートリアルと講演にはPDF形式のスライド草稿を添える必要がある。内容は投稿者自身の成果でなければならず、製品紹介、販売・宣伝、ベンダー独自の内容は不可。機械学習で生成した内容も原則不可で、実演に必要な場合はその旨を明示する。遠隔登壇は認められない。
現場で働くエンジニアには、実務的なハードルだ。障害対応や導入の経験を審査可能なスライドにまとめてから、枠が残っているかを知ることになる。プログラム委員会は、特に時宜を得た、重要な、または運用上きわめて重要な提案のために、限られた枠を残す裁量を持つ。残席数も公開の順番待ち番号も示していない。
募集対象はチュートリアル、技術講演、パネル、Birds of a Feather形式の非公式セッション、Peering Forum。テーマはルーティングセキュリティやRPKI、IXP、ネットワーク自動化、海底ケーブル、運用まで広い。現場の経験を共有する機会はある。だが、その経験をスライドにして、席が埋まる前に送る競争も始まっている。
APRICOT 2027はHKNOGとHKIXが共同開催する。公式FAQによると、ボランティアで構成されるプログラム委員会は提案を継続的に審査し、週次で会合を開く。欠けているのは単純な数字だ。残りの登壇枠はいくつで、その数はいつ確認されたのか。残席を示す公開表示があれば、1月の期限は「早めに出してほしい」という遠回しな合図ではなく、実際の計画期限になる。
出典:APNICブログの募集告知;APRICOT 2027公式募集要項;募集FAQ。 APRICOT 2027公式サイト.
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